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「八尾市の自然とともに生きるまちづくり」他 5/14 東大阪キャンパスにて里山学連続講座開催

2017.05.10

昨年の様子

近畿大学農学部(奈良県奈良市)環境管理学科は、平成29年(2017年)5月14日(日)、東大阪キャンパスにて、第57回里山学連続講座を開催します。また、同会場にて本件に関する展示会も開催します。

【講演テーマ】
(1)「大和川の魚をとりもどせ」
講師:近畿大学環境管理学科 教授 細谷 和海(ほそや かずみ)
八尾市と近畿大学の覚書に基づく大和川再生の取り組みを紹介します。特に日本一汚い川といわれていた大和川に、清流のシンボルであるアユがかえってきた現状について報告します。

(2)「八尾市の自然とともに生きるまちづくり」
講師:八尾市担当職員
東大阪に隣接する八尾市の自然とともに生きるまちづくりの取り組みや、地域での希少生物の保全活動や地域振興を目指した取り組みについて講演します。

【本件の概要】
<講演会>
■日  時:平成29年(2017年)5月14日(日)12:30開場
      13:10~14:10 近畿大学環境管理学科 教授 細谷 和海
      14:45~15:55 八尾市担当職員
■場  所:近畿大学 ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)実学ホール
      (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対  象:一般の方(定員100人、申し込み不要、入場無料)
■お問合せ:近畿大学農学部 TEL(0742)43-1511

<展示会>
■日  時:平成29年(2017年)5月14日(日)~5月22日(月)
■場  所:近畿大学 ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)
■展示内容:「八尾市の自然とまちづくり」について

【本件の背景】
里山学連続講座は、農学部環境管理学科が平成17年(2005年)より12年間にわたり開催している公開講座です。人の暮らしと自然が共生し、持続可能な環境である里山(里海、里川)をテーマに、年5回近畿大学の奈良キャンパスで開催してきました。
また、八尾市と近畿大学農学部は、平成26年(2014年)8月1日(金)に『「若林地区・太田地区かわまちづくり」における環境教育・環境研究等活動』に関する覚書を締結しました。これに基づき、近畿大学農学部は「かわまちづくり事業」における環境教育・環境研究活動等として、わんどの改善や活用に関する助言、地域や小学校と連携した大和川に関する水生生物観察会等、様々な支援を行ってきました。

【講師プロフィール】
■農学部 環境管理学科 教授 細谷 和海(ほそや かずみ)
学   位:農学博士
専門分野 :魚類学、保全生物学
研究テーマ:淡水魚の系統分類学的研究、
      琵琶湖 固有種の起源に関する進化学的研究
      希少魚の保護・増殖に関する研究
      外来生物の防除に関する研究
      シーボルト標本に関する分類学的研究
著   書:共編 平成18年『ブラックバスを退治する』(恒星社厚生閣)
      編著 平成27年『日本の淡水魚』(山と渓谷社)他
学会活動 :日本魚類学会副会長
受 賞 歴:みどりの日 環境大臣賞(平成27年)

【関連リンク】
農学部環境管理学科 教授 細谷 和海(ホソヤ カズミ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/888-hosoya-kazumi.html

関連URL:http://nara-kindai.unv.jp/