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2/13(月)「生駒市民憲章のつどい」開催 近畿大学農学部教授 細谷和海が記念講演

2017.02.03

絶滅危惧種のカワバタモロコの雌雄

生駒市は、平成29年(2017年)2月13日(月)、生駒市コミュニティセンターにおいて「生駒市民憲章のつどい」を開催します。その中で、近畿大学農学部(奈良県奈良市)環境管理学科教授の細谷和海が、生物多様性の保全について記念講演を行います。

【本件のポイント】
●生駒市の市民憲章の理念の普及・啓発を目的に「生駒市民憲章のつどい」を開催
●「生駒市と近畿大学との包括連携協定」に基づく官学連携の取り組みの一環として、近畿大学農学部教授の細谷和海が生駒市に生息する絶滅危惧種のカワバタモロコの保護活動などについて講演会を開催
●近畿大学の研究成果を生駒市民に還元することで市民憲章の理念の普及・啓発を目指す

【本件の概要】
生駒市民憲章実践推進協議会主催「生駒市民憲章のつどい」では、生駒市の市民憲章の理念を普及・啓発するため、生駒市在住の市民憲章の実践推進者(11名)・団体(4団体)の表彰式を行います。また、生駒市民憲章の項目のひとつである「自然を愛し、人と自然が共生する美しいまちをつくりましょう。」の啓発を目的に、近畿大学農学部環境管理学科の細谷和海が、生物を絶滅から守るための基本的な考え方や、具体的な方法などについて「生物多様性の保全について」の記念講演を行います。
細谷は、平成28年(2016年)4月に締結した「生駒市と近畿大学との包括連携協定」の一環として、野生生物との共生や保護に取り組み、特に生駒市に生息している絶滅危惧種のカワバタモロコの保護活動を行っています。

■日時:平成29年(2017年)2月13日(月)13:30~15:40
■場所:生駒市コミュニティセンター 文化ホール
    (生駒市元町1丁目6番12号、近鉄奈良線「生駒駅」から徒歩約3分)
■対象:生駒市民(定員250人、入場無料、申込不要)
■主催:生駒市民憲章実践推進協議会(事務局:生駒市市民活動推進課内)

【生駒市民憲章全文】
21世紀および生駒市制30周年を記念して平成13年(2001年)11月1日に新たに制定されました。生駒山の豊かな緑に育まれ、自然と歴史と文化が調和しながら発展しつづける生駒市。わたしたちは、ここに住むことへの愛着と誇りをもって、みんなの夢がかなうまちを築くために、市民憲章を定めます。
1 自然を愛し、人と自然が共生する美しいまちをつくりましょう。
1 お互いに助けあい、安心して暮らせるやさしいまちをつくりましょう。
1 人権を尊重し、心のかよいあうあたたかいまちをつくりましょう。
1 スポーツに親しみ、健康で活力のあるまちをつくりましょう。
1 知恵を出しあい、世界にはばたく文化のまちをつくりましょう。

【講師プロフィール】
農学部環境管理学科 教授 細谷 和海
学   位:農学博士
専門分野 :魚類学、保全生物学
研究テーマ:淡水魚の系統分類学的研究、
      琵琶湖固有種の起源に関する進化学的研究
      希少魚の保護・増殖に関する研究
      外来生物の防除に関する研究
      シーボルト標本に関する分類学的研究
著   書:共編 平成18年『ブラックバスを退治する』 恒星社厚生閣
      編著 平成27年『日本の淡水魚』山と渓谷社、他
学会活動 :日本魚類学会副会長
受 賞 歴:みどりの日 環境大臣賞(平成27年)

【関連リンク】
農学部環境管理学科 教授 細谷 和海(ホソヤ カズミ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/888-hosoya-kazumi.html

関連URL:http://nara-kindai.unv.jp/