NEWS RELEASENEWSRELEASE

5/14(土)近畿大学農学部公開講座 「リンを摂りすぎると?」「静電気が食の安全に貢献?」

2016.04.28

木戸 慎介准 教授(左) 松田 克礼 教授(右)

近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、平成28年(2016年)5月14日(土)近畿大学東京センター(東京都中央区)にて、公開講座を開催します。

今年度の農学部公開講座は、「食の安心・安全」をメインテーマに実施します。食品の安全・安心な食べ方や、安全な農作物を生産するための新しい技術について関心を持ってもらうことをねらいとしています。

【講座の内容】
(1)「あなたはリンを摂りすぎていませんか?」
講師:近畿大学農学部食品栄養学科 准教授 木戸慎介
食生活におけるリン過剰摂取の問題と対策について、管理栄養士の立場からお話します。
1)リンの過剰摂取の危険性
2)日常の食生活におけるリンの過剰摂取の予防策

(2)「静電気は食の安全に貢献できるか?」
講師:近畿大学 農学部 農業生産科学科 教授 松田 克礼
静電気を利用した病害虫防除への取り組みを紹介します。
1)ハイテク網戸「静電場スクリーン」の紹介
2)害虫回収装置「静電セイバー」の紹介
3)病気を治療する「ヒールプラズマ―」の紹介

【日時会場等】
■日  時:平成28年(2016年)5月14日(土)13:30~16:00(受付開始13:00)
■会  場:近畿大学東京センター(中央区八重洲1丁目8-16 新槇町ビル13階)   
      (JR「東京駅」下車 八重洲中央口から徒歩1分)
■対  象:一般の方(定員先着50人、申込不要、入場無料)
■特  典:来場者に金賞健康米※をプレゼント
■お問合せ:近畿大学農学部 公開講座担当 TEL (0742)43-1849

【講師プロフィール】
近畿大学農学部 食品栄養学科 准教授 木戸 慎介(きど しんすけ)
学  位:博士(栄養学)
専門分野:骨ミネラル代謝学、臨床栄養学、分子細胞生物学
研究テーマ:
生活習慣病(糖尿病、慢性腎臓病)や加齢により生じる骨粗鬆症の病態解明について研究するとともに、これら疾患の発症並びに進展を予防可能な食品機能成分の探索を行っています。
略  歴:徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部特任助教等を経て、平成25年(2013年)から近畿大学農学部食品栄養学科 准教授

近畿大学農学部 農業生産科学科 教授 松田 克礼(まつだ よしのり)
学  位:博士(栄養学)
専門分野:植物防除システム工学
研究テーマ:
植物を病気や害虫から保護するシステムを開発しています。特に、静電気を利用し、病気や害虫を排除・駆除する研究を行っています。
略  歴:昭和59年(1984年)近畿大学農学部卒業
     平成4年(1992年)近畿大学大学院農学研究科博士後期課 程修了、博士(農学)学位取得
     近畿大学農学部准教授等を経て、平成20年(2008年)近畿大学農学部教授

※金賞健康米
近畿大学農学部(奈良県奈良市)応用生命化学科の白坂憲章教授を中心とするグループが、米穀卸売業の幸南食糧株式会社(大阪府松原市)、精米機メーカーの株式会社サタケ(広島県東広島市)と技術協力し開発した。
従来の精米法では糠と一緒に取り除かれていたビタミン類やミネラル分などの栄養成分。それを残して精米する新しい技術によって、栄養価を高く保つことに成功した。

【関連リンク】
近畿大学農学部 食品栄養学科 准教授 木戸 慎介
http://www.kindai.ac.jp/meikan/837-kido-shinsuke.html

近畿大学農学部 農業生産科学科 教授 松田 克礼
http://www.kindai.ac.jp/meikan/402-matsuda-yoshinori.html

関連URL:http://nara-kindai.unv.jp/