8/26(水)~近大マンゴー「愛紅(あいこう)」を今年も販売 千疋屋総本店 日本橋本店にて 近畿大学附属農場湯浅農場
2015.08.24
- 附属農場
愛紅(あいこう)
【本件のポイント】
●国内初のマンゴー新品種である近大マンゴー「愛紅」を今年も販売
●近大発のバイオマス固形燃料「バイオコークス」を用いた加温機を設置した大型フィルムハウスで栽培
●千疋屋総本店で扱われることで、新品種「愛紅」のブランド化向上を目指す
【本件の概要】
「愛紅」は、近畿大学附属湯浅農場で育成された新品種で、平成20年(2008年)に品種登録され、平成24年(2012年)、初めて千疋屋総本店で販売すると大きな話題となりました。現在、本学が開発した新しいバイオマス固形燃料「バイオコークス」を用いた加温機を設置した大型フィルムハウスで増産しています。近大発の新エネルギーで、化石資源CO2削減と共に循環型社会形成に基づく新品種のマンゴーを栽培する「近大マンゴー」の確立を目指します。
近大マンゴー「愛紅」を取り扱う千疋屋総本店・常務取締役の大島氏は、愛紅について「繊維質がなく、なめらかでおいしい」と評価しています。
■発売日:平成27年(2015年)8月26日(水)予定
■販売店:株式会社 千疋屋総本店
日本橋本店(東京都中央区日本橋室町2-1-2日本橋三井タワー内)
■販売価格:(1個木箱入り)12,000円~18,000円(税込)
※大きさによって価格が変更になる場合があります。
【近大マンゴー「愛紅」について】
「愛紅」は、近畿大学附属農場湯浅農場で育成された新品種で、国内主力品種「アーウィン」を台湾で栽培されている「金煌(きんこう)」に交配させ、平成11年(1999年)に育種・栽培試験をスタートし、平成20年(2008年)に品種登録され、国内初のマンゴー新品種として注目を集めてきました。糖度はアーウィンよりも高く、味は濃厚で繊維質が少ないため、きめが細かくプリンのように滑らかな食感が特徴です。
【バイオコークスについて】
バイオコークスは、近畿大学バイオコークス研究所所長の井田民男教授が平成17年(2005年)に石炭コークスの代替燃料として開発した新しい木質バイオマス固形燃料で、植物由来のためCO2排出量がゼロ計算されます。すでに国内で商用プラントが稼働し、鋳物用コークスの代替燃料として使用されています。
【千疋屋総本店について】
株式会社千疋屋総本店は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に16店舗を構える日本を代表する果物店です。天保5年(1834年)、武蔵の国埼玉郡千疋の郷(現在の埼玉県越谷市千疋)の侍であった初代弁蔵が江戸、葺屋町(現日本橋人形町3丁目)に「水菓子安うり処」の看板を掲げ、果物と野菜類を商う店を構えた事が始まり。
創業以来180年にわたり、御客様よりの信用を受け継ぎ、最高の果物を如何においしく召し上がっていただけるかを常に考えてきた「果物の老舗」です。本物志向の時代と言われている今、自然の恵みである果物の最高の品質を吟味・厳選しております。御客様の信頼に応え、御客様に奉仕することを、経営方針の基本としております。
■本社所在地:〒103-0022東京都中央区日本橋室町2-4-1浮世小路千疋屋ビル
TEL:(03)3241-8818
■代表取締役社長:大島 博
■店舗所在地:日本橋本店(東京都中央区日本橋室町2-1-2日本橋三井タワー内)
他16店舗(新宿高島屋店・銀座三越店・KITTE丸の内店など)
■創業:天保5年(1834年)
■事業内容:国内外の果物販売、フルーツパーラー・レストラン経営、洋菓子製造販売
■HP:http://www.sembikiya.co.jp/
【関連リンク】
バイオコークス研究所 所長・生物理工学部 機械工学科 教授 井田 民男
http://www.kindai.ac.jp/meikan/933-ida-tamio.html
バイオコークスプロジェクト
http://www.kindai.ac.jp/bio-coke/