教員紹介

出口 朋美

出口 朋美
准教授
所属 法学部 教養・基礎教育部門
学位 博士(外国語教育学)
専門 英語教育、異文化間コミュニケーション
ジャンル 社会/教育・学校・語学
コメント 国際ボランティアプロジェクトにおける学びのプロセスというトピックで英語のノン・ネイティブスピーカー同士がどのように英語で意思疎通を図り、協働作業をしているかについて研究中です。
リサーチマップ https://researchmap.jp/kindai_tdeguchi

研究中のテーマ

国際ボランティアなどの実践的な活動を通した学びを、異文化学習と第二言語学習の両側面から研究しています。

最近の研究業績

ゼミナール

本ゼミでは、面接法や観察を中心とした質的研究の手法を用い、他者が生きるリアリティを社会科学の視点から理解し、整理・考察する活動を行います。
入門テキストや専門書、関連論文などを通して質的研究の基礎知識を学んだうえで、各自が関心にもとづいてリサーチクエスチョンを立て、データ収集・分析を進めながら卒業論文の執筆へとつなげていきます。


過去の卒業論文テーマ(一例)
 ・就職活動の経験を通じた価値観の変化
 ・「マリオカート8DX」における多国籍ペアの戦略的コミュニケーション
 ・二次元キャラクターの推し活における二次創作が持つ意味
 ・現代町銭湯が持つ領域的機能
 ・「ラブ・イズ・ブラインド」日本版における参加者の結婚に至るまでのコミュニケーションプロセス
 ・高齢者のファッションが映すアイデンティティ再構築

研究活動に加え、本ゼミには以下の3つの特色があります。さまざまな状況において他者とのコミュニケーションを行うことで、話を聞く力、発信する力、問いを生み出す力を養います。


① スタディツアー

スタディツアーではさまざまな価値観や生き方の多様性について実践的に学びます。これまでの訪問先には、あいりん地区、国立民族学博物館、ソウル(中東・アフリカ出身のイスラム教徒女性と子どもたちのための図書館)などがあります。


② ビブリオバトル

専門演習Ⅰでは、定期的にビブリオバトルを開催します。テーマに沿った書籍を読み、その魅力や内容を紹介し合い、「最も読んでみたい本」を発表した人を参加者全員で選びます。限られた時間の中で他者の関心を惹きつける発信力を養うと同時に、研究に関連する書籍を読むことで、卒業論文執筆に向けた準備を進めます。


③ ゼミ合宿

ゼミ合宿では、インタビューデータをチームに分かれて分析し、結果を発表します。メンバーとの協働を通してデータ分析の方法を実践的に学び、考察を深める力を身につけていきます。


ゼミ活動

学歴/経歴

学歴

  • 2007年10月 - 2014年9月
    関西大学大学院 外国語教育学研究科博士課程後期課程
  • 2002年4月 - 2005年3月
    関西大学大学院 外国語教育学研究科博士課程前期課程
  • 1998年4月 - 2002年3月
    同志社女子大学 学芸学部

経歴

  • 2013年4月 - 現在
    近畿大学 法学部 法律学科 教養・基礎教育部門
  • 2009年10月 - 2013年3月
    大阪大学大学院 工学研究科 留学生相談部 助教(任期付)
  • 2008年4月 - 2009年9月
    近畿大学法学部 Faculty of Law 非常勤講師(英語科)
  • 2007年4月 - 2009年9月
    大阪樟蔭女子大学学芸学部 Faculty of Liberal Arts 非常勤講師(英語科)
  • 2005年4月 - 2008年3月
    追手門学院中等学校・高等学校 非常勤講師(英語科)

所属学協会

  1. 質的心理学会
  2. 異文化コミュニケーション学会
  3. 異文化間教育学会

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研究活動情報

研究分野

  • 人文・社会, 外国語教育

研究キーワード

異文化コミュニケーション, 質的研究, 異文化理解, 英語教育, 異文化間教育

論文

  1. 「教室の外での異文化コミュニケーション」に注目し続けて:国際寮・国際ボランティアの調査から
    出口朋美
    外国語学習の情意と異文化コミュニケーションの融合-八島智子先生ご退職記念論文集  22-39  2023年9月25日  [招待有り]
  2. 国際ボランティア参加者の学びのプロセス:相互作用と活動への参加モードの変化から
    出口 朋美
    異文化コミュニケーション  (20)  103-120  2017年  [査読有り]
  3. 国際ボランティアの参加者は活動を通して何を学んでいるのか―実践の共同体を視点として
    出口 朋美
    多文化関係学  13  19-32  2016年12月  [査読有り]

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書籍等出版物

  1. 「縁側」知の生成にむけて : 多文化関係学という場の潜在力 , 多文化関係学会 , 第8章 多文化社会の対話的成り立ち:両義・多声的ラップのリリック分析を通して , 第8章 多文化社会の対話的成り立ち:両義・多声的ラップのリリック分析を通して , 明石書店 , 2022年10月
  2. 入社1年目のビジネス英語大全 , Japan Times , 2021年4月

講演・口頭発表等

  1. ラップを通して現前する「顔」 ─レヴィナス思想から考察する多文化社会─ , 出口朋美; 小坂貴志 , 多文化関係学会第24回(2025年度)年次大会 , 2025年10月4日
  2. そもそも言葉を学ぶってどういうこと?!ー学習理論から考える英語教育 , 出口朋美 , idit サロン3月勉強会 ママのための教育セミナー , 2025年3月27日
  3. "My Kid Must Be Fluent in English!": Retrospective Investment in Early English Education , 住 政二郎; 出口 朋美 , 59th RELC International Conference , 2025年3月18日

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MISC

  1. ドイツと日本の大学生によるオンライン実践共同体ー英語教育の事前準備ミーティングに着目して , 出口朋美 , 近畿大学教養・外国語教育センター紀要(外国語編) , 16 , 2 , 61 , 75 , 2025年11月
  2. 書評『異文化コミュニケーション・トレーニング「異」と共に成長する」 , 出口朋美 , 英語教育 , 71 , 68 , 68 , 2023年2月
  3. 学びのコミュニティ、「外教」 , 出口朋美 , 関西大学大学院 外国語教育学研究科 20年のあゆみ , 15 , 15 , 2022年9月

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受賞

  1. 2011年, 大阪大学, 平成23年度 大阪大学工学研究科長表彰 “English Café”

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1. 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 国際ボランティア参加者の第二言語を使用した異文化協働による学び
  2. 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 到達目標型大学英語教育のデザインと評価 , 関西学院大学