森山ゼミ「国際活動推進研究会」の兵庫多香美さん(法学部3年生)が、「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の派遣留学生に採用されました。

2016.02.12

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森山ゼミ「国際活動推進研究会」の兵庫多香美さん(法学部3年生)が、官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の派遣留学生に選抜・採用されました。

2014年からスタートした「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」は、文部科学省が官民協働で取り組む海外留学支援制度です。派遣留学生は支援企業と共にグローバル人材コミュニティを形成し「産業界を中心に社会で求められる人材」「世界で、又は世界を視野に入れて活躍できる人材」へと育成することに主眼が置かれています。帰国後は海外体験の魅力を伝えるエヴァンジェリスト(伝道師)として日本全体の留学機運を高めることに貢献することが期待されていると同時に、各界のリーダーによる指導も通して、将来の日本に求められる資質や能力を伸ばすことになります。

兵庫さんは、「日本の英語教育改革に寄与し得る人材育成論の修得ならびにそのモデルケースの構築に向けて」をテーマとして、日本国におけるグローバル人材の育成基盤のさらなる構築に貢献できるだけの能力を持った英語教師になるべく、小学校英語教育の基礎理念・技能の習得、中学校英語教育の向上のための技能修得を目的とした具体的なプラニングを行い、今回の採用に至りました。

以下は、兵庫さんの感想です。 「採用通知を受け取ったときは狭き門を通過できた喜びを感じると同時に、日本国の代表の一員として当該プログラムを行う責任感を改めて強く持ちました。厳正な書類選考を経て東京で実施された2次審査では、個人面接ならびにグループ・ディスカッションが行われ、自身の熱意・意欲をすべて出し切ってきましたが、他大学からの参加者も非常に素晴らしい方々ばかりで、その選考過程自体も私にとっては大きな学びの場となりました。そうした厳しい選考プロセスの中、これまで特にご指導頂いてきた田邉義隆先生・出口朋美先生・森山智浩先生の教えが心の拠り所でした。絶え間なく頂いたご支援にお礼申し上げる言葉が見つかりません。この場をお借りして心から感謝の気持ちを申し上げます。この近畿大学法学部に来たこと、そして、ここで学んできたことに改めて大きな誇りを持つことができました。ただ、現在地が到達点ではなく出発点であることを自省し、そして、一貫して日本国のさらなる発展に絶対に貢献できる人材になることを胸に誓いながら、この度の好機を最大限に生かし、留学中ばかりでなく帰国後も日本の将来を支える一人材として本活動に取り組んでいく所存です。」

今後も、森山ゼミ「国際活動推進研究会」は、ゼミ生自らの主体性のもと、日本と海外との橋渡しになる国際的役割を担う人材育成を進めていきます。