社会における大学の序列を乗り越え、近大卒の知識と技術とプライドで勝ち抜いた精鋭たちのチャレンジ精神を学び、偏差値にとらわれない別次元の大学として存在するためのプランを提言する。
東京オリンピックが決まり、強化施設が東京に集中する中、東京の大学は選手獲得に湧く。一方、関西の大学におけるスポーツ人気の衰退が懸念される。しかし、近大は関西の先頭に立ち、「行くで東京!!獲るでメダル!!」を合言葉に東京オリンピックでの近(金)メダルを誓う。
世界のGDPの70%~90%はファミリービジネスが作り出していると言われる中、企業を永続するための手法を考える。創業者の経営理念を継承し、時代の変化に利点を利かせた革新を生み出す。同族による経営の良い面を考える。
企業家として、ビジネス界の既成概念をどう打ち破っていくか。近大卒業後サラリーマンを経験したのち、安住せず新たな世界を描く企業家たちの、近大で培われたベンチャー精神がどのように実を結んだのか、また、今後のビジョンに迫る。
世界で初めて完全養殖に成功し、今や一大ブランドとなった「近大マグロ」。その次の一手は何か?世間が切望するうなぎの完全養殖の展望と、海外での実用化も近づいた環境にやさしい植物系燃料バイオコークスを例にあげ、「東大にはできない」「近大だからこそできる」教育・研究の未来を語る。