就業体験型プログラム
企業や公的機関で実際に就業経験を持つことで仕事を知り、社会観を養うことを目的とした就業体験型プログラムです。近畿大学が全学的に公募するプログラム、国際学部が独自で提供しているプログラムがあります。
- 学生の学年表記は取材時のものです。
2025年度取材分
こどもたちとの出会いが教えてくれた、多様性への気づき
グローバル専攻[4年]
大阪府立旭高校出身

Minamiこども教室
日曜日は、保護者への日本語能力試験に向けた日本語学習支援、火曜日は、小学生への学習サポートを行いました。勉強後の「MinamiFunTime」では、こどもたちとゲームや工作を一緒に行い、交流を深めました。日本語を学ぶこと・教えることの難しさや、こども一人ひとりに寄り添い向き合うことの大切さを実感しました。プログラム参加前に抱いていた外国ルーツのこどもに対する偏ったイメージは、現場での経験を通してなくなり、相手の背景や年齢、性別に関係なく、平等に接する姿勢を身につけることができました。また、活動を通して、大阪における小学生への日本語教育の現状や、学校での受け入れ体制についても強い関心を持つようになりました。卒業制作では、大阪の外国ルーツの小学生への日本語教育をテーマに研究を進めています。プログラムでの経験を生かしながら、自分にできることを探していきたいと考えています。将来の目標は、ルーツに関係なく人に寄り添い、その人の力になれる存在になることです。
相手の立場を理解し、接客することの重要性に気づきました
東アジア専攻 中国語コース[2年]
大阪府・ルネサンス大阪高校出身

ザ ガイア ホテル タイペイ(大地酒店)
ホテルのフロント業務では、ロビーでのお客様対応やチェックインまでの導線説明、客室へのご案内などを担当し、快適に過ごしていただけるようサポートしました。体験を通して、相手の立場に立ったコミュニケーションの重要性を深く学びました。とくに、言語や年齢、滞在目的の異なるお客様に合わせて、わかりやすく丁寧に情報を伝える工夫が求められることもあり、接客スキルが着実に向上していると実感しました。また、スタッフ同士が状況を共有しながら一つのサービスをつくり上げていく姿に触れ、“チームで生み出すおもてなし”の大切さも強く感じました。この経験は、サービス業に対する理解を深めただけでなく、自身の進路を考えるうえでも大きな視点を与えてくれました。今後は、空港業務とホテル業務の双方に通じる接客力やコミュニケーションを磨き、安心と心地良さを届けられる人材になることをめざしていきたいと考えています。
2024年度取材分
企業の方々からのフィードバックで社会人としての自分の姿が明確に
グローバル専攻[3年]
滋賀県立虎姫高校出身
株式会社ベネッセコーポレーション
2つのグループに分かれて企画書を作成し、顧客となる企業宛に提案という形でプレゼンテーションを行いました。それ以外にも、就職活動を行う上での自己分析や社会人としてのマナーなどもご指導いただきました。実際に企業で働く方々からフィードバックをいただいたことで、社会人としての自分がより明確に想像できるようになりました。実習に参加する前は、グループワークをする際に率先してリーダーになるように心がけていました。引っ張っていくことが重要だと考えていたからです。しかし、実習のなかで、ただリードしていくことだけが大切なのではなく、全体を俯瞰して話の軌道を修正したり、限られた時間を有効に使うために尽力することも同様に重要だと気づくことができました。
日本在住の海外にルーツを持つ児童への学習支援を体験
グローバル専攻[3年]
兵庫県立伊丹高校出身
大阪国際交流センター
海外にルーツを持つ児童に対して、高校入試に向けた学習支援や願書の記入、面談といった支援を行いました。実習を通して、日本語教育に関する知識と経験を深めることができました。外国にルーツを持つ子どもたちが日本での生活で直面する言語的・文化的な壁や学習上の課題は、今回の体験がなければ実感することができませんでした。日本語を学びながら各教科を理解しなければならない子どもたちに対し、私の将来の夢である教師としての視点を持つことができました。実習を通して、実際に現場で試行錯誤し、子どもたちと向き合う中で観察力や問題解決能力を培うことができたと感じています。残りの学生生活で、日本語教育における実践的な指導力を高めたいです。
台北の日系ホテルで日本式の礼儀を実践し接客
東アジア専攻・中国語コース[2年]
京都府・京都橘高校出身

ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイ(老爺大酒店)
台北のホテルで実習を行いました。ドアマンとしてお客様のお出迎えをしたり、荷物運びや、フロントで中国語を使ってフロアガイドをしたりしました。また客室のハウスキーピングや、ラウンジの開店前の準備をして、お客様に最高のおもてなしができるように努めました。このホテルでは、お客様をお送りした後にドアが閉まるまでお辞儀を続けるなど、日本式の礼儀が徹底されています。日系ホテルが現地の方から人気があるのはこうした礼儀を他国でも変わらず大切にしているからだと知りました。実習は10日間でしたが、中国語の上達を感じました。また自ら動く積極性や、わからないことにも落ち着いて対応する問題解決力を身につけることができました。
2023年度取材分
グループで企画を立て、プレゼン形式で発表!
グローバル専攻[3年]
兵庫県立尼崎小田高校出身
教育サービス大手・株式会社ベネッセコーポレーションのインターンシップに参加しました。企画職について学んだ後、実際にグループで企画を立て、社員の方々にプレゼン形式で発表を行いました。企画職についての基本的な知識が身についたほか、グループとして活動することの難しさ、社会人としてのマナーなどを学ぶことができました。グループワークを通して個人的な課題を発見することもでき、そのため実習後のグループ・ペアワークに取り組む姿勢と考え方が大きく変化したと思います。将来は、周りの人間を上手く生かすことのできる人材になり、どこに行っても必要とされる存在になりたいです。


日本語が母語ではない子どもたちに勉強を教えました
東アジア専攻 中国語コース[3年]
静岡県立三島北高校出身
大阪国際交流センターこどもひろばで、日本語が母語ではない小学生から中学生の子どもたちに日本語で勉強を教えました。日本の高校入試に合格できるようにサポートしたり、日本の学校での子どもたちの居場所づくりをすることが目的です。約4ヶ月間の実習の中で、実際に授業をして現状を知っただけではなく、こどもひろばのスタッフの方の話を聞く機会もたくさんあったので日本語教育と受験に関する知識を得ることができました。インターン生の中には韓国や中国出身の方もいたので、日本語教育をするのは日本人だけであるという、それまで自分が持っていた固定観念が覆されました。同年代の学生だったので刺激をもらえ、私も現在専攻している中国語の勉強にもっと励まなければならないと感じました。

