体験プログラム

多民族国家マレーシアを訪れ、多文化共生のあり方を考える

井村 ひな乃さん

グローバル専攻[3年]
大阪府・近畿大学附属高校出身

マレーシア国旗 国際学部

マレーシアを訪れて、多文化共生のあり方について考える機会を得ました。高層ビルが建ち並び、インフラも発達している首都クアラルンプール。観光収入にも恵まれた国ですが、問題も抱えています。特定の民族系の人が国内経済の半数近くを担い、生活水準に大きな格差が生じて問題となっているのです。国や文化、民族を超えたつながりが急速に拡大する中で起こる格差問題。グローバリゼーションは、繁栄と同時に不平等を生み出しているのでしょうか。多民族国家のあり方については、いろんな角度から考える必要があることを学びました。

井村さん

井村さん

シンガポールの現地学生たちと一緒に、海外の企業文化を体験

瀧 沙羽さん

グローバル専攻[3年]
大阪府・梅花高校出身

シンガポール国旗 国際学部

シンガポール経営大学の学生と一緒に、現地企業が実施するインターンシップに1週間にわたって参加してきました。シンガポールの学生はレベルが高く、私たち日本の学生を積極的にリードしてくれたことが印象に残っています。企業のビジネスについて市場調査を行い、結果をプレゼンすることになりましたが、ビジネスパーソンを前にして普段以上に緊張しました。プレッシャーを感じる中でもしっかりとプレゼンできたことは、日本では得られない貴重な経験です。現地の学生たちから大きな刺激を受け、自分自身のモチベーションアップにつながったと思います。

瀧さん

瀧さん

生活環境が違う場所で人の役に立つ大変さを知りました

福井 妙恵さん

グローバル専攻[3年]
大阪府・羽衣学園高校出身

東ティモール国旗 国際学部

東ティモールのコーヒー農園や学校を訪問して、NGOと現地の人々の関係性を学んできました。東ティモールの山奥での生活は、大変不便でした。でも現地の人たちは、環境に負けずに力強くたくましく生きています。そんな姿を見て、誰かの助けになりたいと思っても、自分の尺度と相手の尺度が同じとは限らないことを知りました。生活環境が違う中で人の役に立つには、何を考えるべきかを学んだと思います。今回の体験プログラムでの経験を生かして、将来は国際協力に携わりたいです。

福井さん

福井さん

模擬国連の運営に携わり、論理的な思考力を身につけました

喜多 望羽さん

グローバル専攻[3年]
神戸市立須磨学園高校出身

模擬国連(JEMUN) 国際学部

模擬国連(JEMUN)の運営に携わりました。模擬国連とは世界から学生が集まり、国際社会の問題について英語で議論する場。私は参加者を集める宣伝活動や広告デザインなどを担当しました。この活動を通して学んだのは、論理的に考えること。配布するチラシのデザインにも、どうすれば注目が集まるかを論理的に考える必要があることを知りました。半年にわたって運営に携わった経験は、刺激を受けることの連続でした。今後も英語力のさらなる向上に取り組むと同時に、さまざまなことに積極的に挑戦していきたいです。

喜多さん

喜多さん

心の強さを持った現地の人々との交流は、一生の宝物です

清水 彩未さん

グローバル専攻[3年]
岡山県立津山高校出身

タイ国旗 国際学部

タイのNGOの活動視察、国際協力活動やプログラムに参加しました。タイの山岳民族であるカレン族へのホームステイで出会った女の子との交流は、一生の宝物になりました。電気も水道もない家で暮らす女の子たち家族。貧しさを恥ずかしがることなく、私たちを受け入れてくれた姿に、心の強さを感じずにはいられませんでした。ホームステイ最後の日、3ページにわたるメッセージを送ってくれましたが、きっと夜遅くに懐中電灯の明かりを頼りに書いてくれたのだと思います。彼女のメッセージをしっかりと読めるよう、今まで以上にタイ語を学びたい気持ちが強くなりました。

清水さん

清水さん

報告会

体験プログラムで得た経験と知識をシェアし、今後の学習や研究に役立てる

各体験プログラムで得た経験と知識は参加した学生の財産になるだけでなく、互いにシェアすることで多くの学生の財産となります。報告会で得た情報から新たな興味を持つ学生もいれば、自分の研究テーマに報告内容を取り入れるケースも少なくありません。また、他の学生のプレゼンを見ることも、自分自身のプレゼン力のアップにつながります。

井村さん

井村さん