卒業生 interview #6

野津宏明 シーラカンスアンドアソシエイツトウキョウ(CAt)

2011年3月に近畿大学工学部建築学科を卒業して、4月からCAt(シーラカンスアンドアソシエイツトウキョウ)に行きました。広島から東京へ引っ越して、知り合いが少ない中でしたが何とか現在まで続けることができ、今春で4年目に入ろうとしています。

CAtに就職するきっかけになったのは、広島8大学卒業設計展です。審査の後、審査委員だった小嶋一浩さんとお話する機会があり、事務所に行きたいと伝えると、「まずはオープンデスクから」というところから始まり、現在ではスタッフとして働かせて頂いています。
事務所では主に小学校のプロジェクトを担当し、これまでに立川第一小学校、流山おおたかの森小中併設校に携わりました。今は、オフィスビル建替えの設計をしています。オフィスになると、どれだけ貸し床面積をとるか、その上でどうデザインするかなど、小学校とは違った面白さがあります。

[立川第一小学校]
[流山おおたかの森小中併設校]
[グレインズ下目黒202号室改修]

設計をするということは、すごく大変で苦しいことがあります。それに耐えられない人は、途中でやめてしまいます。それでも、設計段階から関わって、実際の建物が完成する瞬間を迎えるのは感動しますし、続けていて良かったなと思います。

(2014年2月取材)

略歴|

1988 島根県生まれ
2011 近畿大学工学部建築学科卒業
2010- シーラカンスアンドアソシエイツトウキョウ勤務