商学科について
「顧客との関係」を理論的・実践的に学ぶ

商学科では「ビジネスの仕組み」を、専門知識と実践的スキルの修得を両輪としながら学んでいきます。消費者の期待を汲んで、製品やサービスを開発する。製造した製品を、卸・小売の流通を経て、最終的に顧客に届ける。それらを通じて顧客満足を高める。そうした、企業と顧客との関係のデザインが商学科のテーマです。具体的には、データ分析と調査による実態把握、課題の発見から解決策の考察、企画書作成とプレゼンテーション、実行に際してのリーダーシップ発揮、などに取り組みます。卒業後、企業勤務や自営などでビジネスに携わることをめざす人にとって、商学科での学びは、「実学」そのもの。さらに3・4年次の演習(ゼミ)では、教員と20人前後の学生同士の交流を通じて、社会で活躍できる能力を育成します。
将来の進路に合わせて専門スキルを磨く、充実の3コース
ビジネスに関わる理論と実践を学ぶ商学科では、体系的な理論教育とともに、社会の先端事例を積極的に取り入れ、実践的な能力育成を行います。1・2年次に商学とマーケティングの基礎を身につけたうえで、3・4年次は、将来の進路に応じて、より専門的かつより実践的にスキルを磨くことを目的に、
- マーケティング戦略コース
- 観光・サービスコース
- 貿易・ファイナンスコース
からコース選択を行い、社会で役立つ知識と技能を育成します。
Topics
商品開発を通じた「実学教育」と「地方創生」への取り組み
金ゼミでは、地方創生の視点から「観光ビジネス」に関する研究を行っています。地方自治体や企業の協力を得て、新商品の企画・開発を行うとともに、地域プロモーションを目的としたマーケティング活動にも取り組んでいます。2025年には、兵庫県在住のパティシエ・後藤希氏と共同で、福島県産の米粉を使用した新しいクッキーを開発しました。このクッキーは、震災復興支援を目的に開催された「Kawamata Coffee Festival 2025」で販売され、地元の方に喜ばれました。この取り組みは、近畿大学の建学の精神である「実学教育」を具体化するとともに、学生の社会人基礎力向上にも貢献しました。
金 相俊 教授

商品開発に取り組んでいる様子

新商品の味とレシピの考案

開発された新商品のクッキー
企業と連携し、調査から商品化までを体験する実践型商品開発プロジェクト
名渕ゼミでは、商品開発やプロモーション企画などに取り組むプロジェクトを行っています。2025年度後期には、靴下メーカー「株式会社キャプテン・ユー」と連携し、5カ月間にわたり若者向け靴下の商品開発に取り組みました。文献調査、観察調査、インタビュー調査、アンケート調査を通じて消費者ニーズや利用シーンを分析し、企画書と試作品を作成。複数回のプレゼンテーションを重ね、企業担当者からのフィードバックを受けながら提案内容を改善し、最終的にいくつかの企画案が商品化されることになりました。課題発見力や企画力、チームでの協働力を養い、実践のなかでビジネス力を培うプロジェクトです。
名渕 浩史 准教授

企業担当者との打合せの様子

靴下の試作品
「きんてつ鉄道まつり2025」で鉄道の“お仕事”紹介ブースを出展!
「身近な交通」をテーマに、課題解決型プロジェクトに取り組んでいます。その一環として、近畿日本鉄道株式会社が主催する「きんてつ鉄道まつり」にブースを出展しています。2025年度のテーマは「遊んで学ぼう!電車釣りと楽しいお芝居」。ブースでは、小学生以下を対象に、お芝居やクイズを通して、「お仕事」としての鉄道の役割や魅力を、楽しみながら学べる企画を実施しました。お芝居を観てくれたこどもたちには、ペーパークラフトで作成した近鉄の特急電車を釣り上げる「電車釣り」を体験してもらいました。こうした企画を通じて、鉄道業の魅力と社会を支える役割について、理解を深める機会を提供しました。
横見 宗樹 教授

お芝居で鉄道のお仕事を紹介

「電車釣り」でペーパークラフトをプレゼント
見学・調査・提案! 物流企業とロジスティクス論ゼミの産学連携
ロジスティクスを漢字二文字で表すなら「物流」です。物流は「社会の血流」とはいえ、ネット通販や宅配便以外は身近に感じないのも無理はありません。実際、プロとプロとの真剣勝負の場面が多く、学生が入り込んで口を差し挟む余地などないと、担当教員も思い込んでいました。ところが、文房具のコクヨグループの物流企業、コクヨサプライロジスティクスのご協力で産学連携が実現したのです。物流センターの見学にはじまり、その経験を生かして同社のみなさんからいただく課題に取り組み、社長を前に提案しました。真剣勝負の世界に、学生たちの一見突飛な提案が、新たな世界を切り開くかもしれません。
髙橋 愛典 教授

物流センターの見学・体験からスタート

カジュアルかつ厳かな最終報告会