バイオコークス研究所 公開講座2019 「新しい時代と街づくり 私たちのくらしを支える最先端学問 ―近大から次世代へー」

バイオコークス研究所(北海道恵庭市)は、令和元年(2019年)9月28日(土)、北海道・恵庭市民会館にて、公開講座2019「バイオコークス研究所 公開講座2019 「新しい時代と街づくり 私たちのくらしを支える最先端学問 ―近大から次世代へー」を、開催致しました。

講座の内容

(1)「健康長寿と生活習慣病」13:10~14:20

講師:医学部 主任教授 医学博士 池上博司

世界に冠たる長寿国日本。人生百年時代を迎えて、長寿の中身、すなわち健康寿命をいかに延ばすかが大きな課題となっています。健康寿命を縮めている大きな要因に糖尿病をはじめとする生活習慣病があります。糖尿病を例に、健康長寿を達成するための生活習慣病に対策について解説して頂きました。

(2)「ガラス工芸と北海道」14:30~15:40

講師:文芸学部 学部長 本村 元造

私たちにとってガラスは、コップ、器や窓ガラスなど日常的になじみのあるものですが、美術作品の素材としては、あまり知られていないのが現状です。今回は、ガラスを使った芸術活動が、どのように誕生し、アールヌーボーの時代を経て現代のガラスアートに繋がったかを解説し、日本のガラスアートの発展に貢献した北海道のガラス文化について解説して頂きました。

(3)「写実的絵画の基本ルールとトリックアートについて」14:30~15:40

講師:文芸学部 教授 岩岡 浩二

写実的絵画は、どのような仕組みで描かれているのか。
リアルに見せる描写のコツと構図の仕組みを分かりやすく解説します。
それを踏まえ、楽しくだまされるトリックアートの作品も披露していただきました。

本件の概要

日時 令和元年(2019年)9月28日(土)13:00~15:40(12:30開場)
場所 恵庭市民会館 2階 大会議室(北海道恵庭市新町10番地、JR千歳線「恵庭駅」から徒歩約10分)
後援 北海道恵庭市、恵庭市教育委員会
お問い合わせ 近畿大学バイオコークス研究所
〒061-1375 北海道恵庭市南島157-1
TEL(0123)37-6301 FAX(0123)37-8522
E-mail:biocokes@itp.kindai.ac.jp

参加人数71名、皆様ご興味を持って頂き、質疑応答を延長するなど、大盛況で開催させて頂きました。

開催の背景

近畿大学理工学部・バイオコークス研究所は、研究・教育成果を社会に還元することを目的に、平成25年度(2013年度)から公開講座を実施しています。
本公開講座は、生涯学習の機会とする方から科学に興味をもつ子どもたちまで、幅広い年齢層の方々にご参加いただいております。

講師プロフィール

  • ■近畿大学 医学科 医学研究科 池上 博司(いけがみ ひろし)
    学位:博士(医学)
    専門:糖尿病 内分泌代謝
  • ■近畿大学 文芸学部 芸術学科造形芸術専攻 本村 元造(ほんむら もとぞう)
    学位:芸術学修士
    専門:ガラス造形作品およびモザイク造形作品制作
  • ■近畿大学 文芸学部 芸術学科造形芸術専攻 岩岡 浩二(いわおか こうじ)
    学位:芸術学修士
    専門:油彩画
お問い合わせ先

近畿大学バイオコークス研究所
北海道恵庭市南島松157-1
TEL(0123)37-6301

近畿大学バイオコークス研究所推進事務室
大阪府東大阪市小若江3-4-1 東大阪キャンパス38号館S-305
TEL(06)6730-5880(ext.5135)

技術相談窓口

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E-mail:klc@kindai.ac.jp
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