本学教員と学生が開発に携わった X線分光撮像衛星XRISMの初観測データが公開されました

2024.01.31

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理工学部理学科物理学コース信川 久実子 講師が開発に携わったX線分光撮像衛星(XRISM:クリズム)のファーストライト観測データが、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)より公開されています。信川講師は、XRISMに搭載されている軟X線撮像装置(Xtend:エクステンド)の開発に携わっており、この装置で取得されたX線写真もJAXAのWebサイトで公開されています。
JAXA XRISM チームは、開発に特に顕著な貢献があった若手研究者や学生を対象に表彰を行っており、信川講師は 2022年10月と2023年6月に「Outstanding contribution award for young researchers」の表彰を受けました。また青木悠馬さん(総合理工学研究科 理学専攻 物理学分野 博士前期課程2年)伊藤耶馬斗さん(博士前期課程1年)もXtendの開発に貢献し、青木さんは2022年10月に「Outstanding contribution award for groups」、2023年6月に「Outstanding contribution award for students」の表彰を受け、伊藤さんは2023年6月に「Outstanding contribution award for groups」の表彰を受けました。

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Xtendで取得されたX線写真(銀河団Abell 2319)

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JAXA XRISMチームから表彰された信川講師(左)、伊藤さん(中央)、青木さん(右)