理学科物理学コース 笠松 健一准教授ら研究グループが世界で初めて2種類の超流動体の界面模様の形成機構を解明

2021.08.26

  • 研究

理学科物理学コース准教授 笠松 健一 らの研究グループは、流体の粘性が消失した超流動体を想定して、流体力学において基本的な不安定現象である「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性」の解析を行い、流体の速度と界面の厚さに依存して様々な界面模様が形成されることを世界で初めて明らかにしました。また、その模様が、「ウェーバー数」と呼ばれる普遍的な定数によって分類できることを明らかにしました。この研究成果は、近年注目を集める「量子流体力学」の発展につながることが期待されます。

また、本件に関する論文が、令和3年(2021年)8月14日(土)に、アメリカ物理学会が発行する学術雑誌"Physical Review A"に掲載されました。

詳細に関しましてはこちらをご参照ください。

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