教員・研究員紹介
数学・物理
物理学、凝集物質
物理学、凝集物質の教員及び研究室について紹介します。
※研究室は、2025年度のものです。2026年度は変更になる場合があります。
笠松 健一(かさまつ けんいち)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 物性理論研究室
物性理論
絶対零度近くまで冷却された中性原子のボース気体は、ボース・アインシュタイン凝縮と呼ばれる相転移を起こし、超流動に代表される不思議な性質をもつ量子物質になります。この凝縮体が示すさまざまな現象を解明します。
段下 一平(だんした いっぺい)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 量子多体物理学研究室
凝縮系理論、原子・分子・光学物理学理論、量子制御理論
固体中の電子集団や液体ヘリウムなどの凝縮物質では、構成粒子の量子性と相互作用の結果、直感に反する数々の物理現象が起こります。新奇な量子多体効果の開拓を目指して、さまざまな解析手法を開発します。
堂寺 知成(どうてら ともなり)
- 職名
- 教授
- 研究室
- ソフトマター物理学研究室
準結晶物理学、ソフトマター物理学、物性物理学
2007年世界ではじめて高分子準結晶を発見し、ソフトマターにも、繰り返し単位のない秩序構造である準結晶があることを明らかしました。準結晶の生成起源に関する理論研究は2014年ネイチャーに掲載、その後青銅比準結晶や無数の金属比準結晶タイリングを発見しました。ソフトマター準結晶だけでなく、ソフトマター特有の複雑構造であるジャイロイドの研究も進めています。
矢野 陽子(やの ようこ)
- 職名
- 教授
- 研究室
- 生物物理学研究室
生物物理学、化学物理、構造化学
生体内で複雑な立体構造をとることで機能を発揮する一方、容易に変性して機能を失うタンパク質。その構造変化を、世界最高輝度のX線を使って観測し、立体構造形成のメカニズムに迫ります。
田中 仙君(たなか せんく)
- 職名
- 准教授
- 研究室
- 有機エレクトロニクス研究室
有機エレクトロニクス、有機太陽電池、ペロブスカイト太陽電池
有機半導体が主役となる新しいエレクトロニクスデバイスについて研究します。無機半導体の知識を土台として、有機半導体の特長を活かしたデバイス開発に、基礎・応用の両面から取り組みます。
増井 孝彦(ますい たかひこ)
- 職名
- 准教授
- 研究室
- 固体電子物理研究室
物性物理学(実験)
物性物理は、自ら試料を作り測定することで研究が可能な分野で、巨大科学とは違った面白さがあります。新奇な物理現象や新物質の発見、また長年の謎の解明をめざします。