近畿大学公式サイトと、建築学部エネマネＲハウス【近畿大学プロジェクトリーダー：建築学部教授松岡聡】が、2018年度グッドデザイン賞を受賞しました。

【審査委員の評価】公式サイト
教育機関のWEBサイトは、扱う情報の領域が広く、関係する部署も多くなるため、平均的なデザインに落ち着く傾向がある。しかしこのWEBサイトは大学の情報発信とは思えないほど、ダイナミックな表現が多用されており、強いインパクトを出すことに成功している。特に映像の使い方が印象的で、分野の広がりや多様性が横断的に俯瞰できる点が良い。日々更新されるコンテンツも情報の受け手が意識されており、記事のタイトルから写真選びまで、興味関心を惹きつけるものとなっている点も素晴らしい。

【審査委員の評価】建築学部エネマネＲハウス
既存住宅の改修方法として、非常にユニークな手法である。増築したいユニットをカタログから選んでカートリッジのように既存の窓に取り付けるという手軽さが良い。カタログに載っているバリエーションも非常に豊富そうだ。カートリッジを取り付けることで、2階建住宅が1階だけでも生活が成立するようになるので高齢者がそのまま住み続けることができる。高齢化したニュータウンの問題に対しての一つの解決方法として評価出来る。

【関連リンク】
・2018年度グッドデザイン賞受賞概要｜ウェブサイト [近畿大学公式ウェブサイト]
・近畿大学建築学部｜近畿大学公式サイト・建築学部エネマネＲハウスが、2018年度グッドデザイン賞を受賞しました。

【近畿大学 過去のグッドデザイン賞受賞歴】
・2017年度グッドデザイン賞受賞概要｜大学施設 [近畿大学 ACADEMIC THEATER]
・2016年度グッドデザイン賞受賞概要｜大学施設 [近畿大学国際学部棟]
・2015年度グッドデザイン賞受賞概要｜大学施設 [近畿大学文芸学部棟]
・2013年度グッドデザイン賞受賞概要｜研究所 [近畿大学バイオコークス研究所]