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法学部の学生が宮城県でフィールドワーク 災害・復興に対する行政の取組みについて現地調査を実施

2019.12.13

過去に実施したフィールドワークの様子

近畿大学法学部(大阪府東大阪市)は、令和元年(2019年)12月19日(木)~21日(土)、林 晃大ゼミ(行政法)の学生による宮城県でのフィールドワークを実施します。東日本大震災からの復興を目指す宮城県における災害に対する地方自治体の取り組みについて、現地の様々な機関を訪れて聞き取りや現地調査などを行います。

【本件のポイント】
●フィールドワークで宮城県の様々な機関を訪れ、多角的な視点から調査・研究を行う
●学生が復興過程にある現地の実情を知ることで、災害対策を学ぶ
●被災した自治体から話を聞くことで、近畿圏の自治体が取り組むべき課題を考える機会とする

【本件の内容】
法学部の林 晃大ゼミ(行政法)では、平成27年(2015年)度から災害対策行政や復興行政の在り方について研究してきました。今回は研究の一環として、東日本大震災からの復興を目指す宮城県においてフィールドワークを行います。
12月19日(木)は学生23人が、「情報収集・拡散」「産業復興」「観光復興」「防災」といったテーマごとの班に分かれ、各機関に対して聞き取り調査等を行います。訪問先としては、岩沼市防災課、多賀城市交通防災課、石巻市水産部水産課、塩竈(しおがま)市産業環境部水産振興課、松島町産業観光課、FMいわぬま、三井アウトレットパーク仙台港などを予定しています。12月20日(金)は、東日本大震災発生後から公益目的事業と収益事業を行う、公益社団法人「3.11みらいサポート」の協力の下、「震災語り部プログラム」および「防災まちあるきプログラム」に参加します。12月21日(土)には、復興を遂げた日本三景・松島の現状を見学する予定です。

【開催概要】
<12月19日(木)>
各班の研究テーマに沿って宮城県内の市町村及び民間企業に聞き取り調査及び現地調査
A班:テーマ「発災直後の情報の取り扱いについて」
(1)13:30~14:00 FMいわぬま
(2)14:30~15:30 岩沼市役所

B班:テーマ「産業の復旧・復興について」
(1)14:00~15:00 塩竃市魚市場、石巻市役所
(2)15:30~16:00 石巻魚塩竈市場

C班:テーマ「観光業の復旧・復興について」
(1)13:00~14:00 松島町役場
(2)15:00~16:00 東松島市震災復興伝承館

D班:テーマ「防災について」
(1)13:00~14:00 多賀城市役所
(2)15:00~16:00 三井アウトレットパーク仙台港

<12月20日(金)>
時間:9:30~13:00
内容:公益社団法人「3.11みらいサポート」の協力の下、石巻市において「震災語り部プログラム」・
   「防災まちあるきプログラム」に参加し、震災後の石巻市の変遷について学ぶ
場所:宮城県石巻市

<12月21日(土)>
時間:9:00~16:00
内容:松島町を訪れ、日本三景「松島」における観光業の復興の様子を現地調査
場所:宮城県松島町

【関連リンク】
法学部 法律学科 教授 林 晃大(ハヤシ アキトモ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/49-hayashi-akitomo.html

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