障がい学生とサポート学生の輪を広げるために「クリスマス交流会」を初めて開催
2019.11.28
- 大学
利用学生のためにノートテイクに挑戦する一般学生
【本件のポイント】
●授業サポートの現場でしか接点のない利用学生とサポート学生が、親睦を図るクリスマス交流会を開催
●サポート学生のリーダーたちが中心となり、利用学生とのコミュニケーションの場を創造
●障がいの有無にかかわらず、すべての学生が共に学び、共に生きる共生社会の実現に貢献
【本件の内容】
近畿大学では、令和元年(2019年)9月に初めて企画・開催した「ノートテイク・UDトーク※ 体験会」を経て、現在101人のサポート学生が障がい学生を支援しています。
この度サポート学生が主体となり、利用学生とサポート学生同士が学年・学部の垣根を越えて交流を図るクリスマス交流会を開催します。当日はクリスマスの飾りつけをしたり、クリスマスグッズを身につけたり、リラックスした雰囲気の中でコミュニケーションのきっかけとなるゲームなどを行います。
※多言語の翻訳および音声認識や音声合成を実装することで、障がい者だけではなく言語バリアフリーや、漢字かな変換機能を使うことでの世代間バリアフリーなど、多目的に使えるコミュニケーションアプリ
【開催概要】
日 時:令和元年(2019年)12月5日(木)18:30~19:40
場 所:近畿大学東大阪キャンパス 旧本館2階 202教室
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
参加者 :サポート学生34人、利用学生1人
スケジュール:18:30~ 自己紹介
18:40~ アイスブレイク:新聞紙タワーづくり
18:55~ 「推し菓子」プレゼン
19:10~ ジェスチャーゲーム
19:30~ 集合写真
【近畿大学障がい学生支援指針(ガイドライン)について】
近畿大学では、「学ぶ喜び」と「生きる喜び」に満ちた総合大学として一層の充実と発展を図る21世紀教育改革推進のため、「学生を大切にする大学づくり」を目標に掲げ、教職員が一体となって「学習・学生生活支援」に取り組んでいます。「障害者基本法」の理念に則り、また、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」に基づいた「文部科学省所管事業分野における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応指針」に基づく障がい学生支援もその一つです。障がいのある学生の修学上の諸問題に対し、必要な支援策を策定、実施し、障がい学生が学ぶ喜び、生きる喜びを有することができるよう支援、配慮します。障がいの有無にかかわらず、すべての学生が共に学び、共に生きる、誰もが支え合い自立して暮らせるという共生社会の実現に貢献できるよう、教育的価値のある活動を行うため、障がい学生支援指針(ガイドライン)を定めています。