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「近大イクラ」の特別メニューを期間限定で初提供 11月28日(木)から近畿大学水産研究所 大阪店・銀座店にて

2019.11.21

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~近大産アマゴから初採卵~ 近大イクラの軍艦巻き

近畿大学(大阪府東大阪市)は、令和元年11月28日(木)から、養殖魚専門料理店「近大卒の魚と紀州の恵み近畿大学水産研究所」大阪店・銀座店にて、本学が養殖しているアマゴから採取した「近大イクラ」の特別メニュー「~近大産アマゴから初採卵~近大イクラの軍艦巻き」を期間限定で提供します。なお、「近大イクラ」を使用したメニューの提供は今回が初めてです。

【本件のポイント】
●近大産のアマゴから採取した「近大イクラ」のメニューを期間・数量限定で初提供
●プチプチとした食感とほのかな塩気が楽しめる「近大イクラ」を王道の軍艦巻きで
●研究成果を社会に提供し、その評価を研究に反映することで更なる品質向上をめざす

【提供概要】
提供期間:令和元年(2019年)11月28日(木)から12月4日(水)
場  所:養殖魚専門料理店「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所」
     大阪店(大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館6階、
         JR各線「大阪駅」から徒歩約2分)
     銀座店(東京都中央区銀座6丁目2番先 東京高速道路山下ビル2階、
         JR山手線「有楽町駅」から徒歩約5分)
メニュー:「~近大産アマゴから初採卵~近大イクラの軍艦巻き」2貫 700円(税抜)
     1日20食限定 ※ディナーのみで提供
お問合せ:近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所
     大阪店 TEL(06)6485-7103 銀座店 TEL(03)6228-5863

【アマゴ・近大イクラについて】
アマゴは、サケ目サケ科に属する魚です。河川で生まれて一生を河川で過ごす個体をアマゴと呼び、海へ降りた個体をサツキマスと呼びます。すなわち分類上はアマゴもサツキマスも同じ魚となります。水産研究所新宮実験場では1976年からアマゴの養殖研究を開始して完全養殖を達成し、さらに選抜育種を重ねた結果、優れた形質のアマゴを生産することに成功しており、生まれた稚魚たちは地元産として和歌山県の河川に放流されることもあります。今回は2017年産のアマゴ48尾から採卵を行い、加工した「近大イクラ」を店舗で初提供します。市販の多くのイクラは天然のサケの卵を利用しており、近年、サケの漁獲量(回帰率)の低下が懸念されています。天然の安価なイクラの生産を将来にわたって持続することには、今後多大なる努力と労力が必要になる可能性があります。一方、「近大イクラ」の最大の特徴は養殖アマゴから作っていることであり、養殖のアマゴを含むサケ科魚類から作るイクラは、天然サケのイクラと比べても遜色なく、天然資源の変動に左右されない持続可能な資源として、安定的な供給が見込まれます。研究成果を社会に提供し、その評価を研究に反映することで更なる品質向上をめざします。

関連URL:https://www.flku.jp/