豊岡市公共交通再編プロジェクト 現地調査実施 経済学部 新井研究室が豊岡市で2回目の現地調査へ
2018.12.18
- 経済
【本件のポイント】
●豊岡市のバス交通体系の見直しに向けて、学生も参加して現地調査を実施
●公共交通の維持に地域主体で取り組むための産官学連携プロジェクト
●参加学生は、地域社会の実情を現地で把握し地域の活性化に貢献する
【本件の概要】
本プロジェクトは、但馬地域に位置する豊岡市において、人口減少が進む中で長期にわたって維持可能な公共交通システムをゼロベースで見直す取り組みです。具体的には、バス交通体系の見直し(場合によっては再編)が研究テーマとなります。
住民の足である「公共交通」をいかに「地域が主体」となって維持に取り組むかが重要となっています。一方で、真冬の豊岡市内には、温泉のみならず豊富なカニや魚介類といった魅力が多く、毎年多数の観光客が訪れていますが、より一層の地域発展のために必要な条件を「公共交通」の視点からも分析をします。なお、本研究で得られた知見と結果は、平成31年(2019年)2月下旬に市内でのプレゼンを実施することで還元される予定です。
また、本プロジェクトには、新井研究室に所属する学生23人が全員参加し、ヒアリング調査を通じて地域社会の実情を肌で感じ地域の活性化に貢献します。
■日時:平成30年(2018年)12月21日(金)~23日(日)9:00~18:00
■場所:城崎温泉駅および竹野駅(訪問者)、江原駅(地域住民)街頭にてヒアリング
■対象:地域住民、観光客ほか
■内容:(1)バス乗降 OD調査(民間バスやコミュニティバスに乗車し、交通需要調査)
(2)城崎温泉等の複数地域における来訪者および地域住民に対するヒアリング調査
(観光客および生活者の視点から見た現状の公共交通の認識に関する調査)
【関連リンク】
経済学部総合経済政策学科 准教授 新井 圭太(アライ ケイタ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/193-arai-keita.html