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地震等の災害に備えた防災訓練を実施 通報・避難・初期消火訓練を実施 AED使用等の救命講習も

2018.12.03

  • 研究所

今年11月に生物理工学部で実施したシェイクアウト訓練の様子

近畿大学先端技術総合研究所(和歌山県海南市)は、平成30年(2018年)12月8日(土)、本研究所の教職員・学生を対象に、台風や地震等の災害に備えた防災訓練を実施します。

【本件のポイント】
●近年頻発している地震等の自然災害に備えた防災訓練を実施
●火災発生を想定した消防訓練のほか、心肺蘇生法やAED使用方法を学ぶ救命講習も実施
●避難経路や初期消火等について再確認、災害発生時の迅速な対応と被害の低減を目指す

【本件の概要】
近年、全国各地で大雨や台風、地震といった自然災害により、建物から人まで、大きな被害を受けるケースが多く見られます。これをうけ、本学生物理工学部(和歌山キャンパス)では、今年11月、教職員・学生を対象に地震発生時に推奨される初期行動「まず低く、頭を守り、動かない」を身につける「シェイクアウト訓練」を実施しました。
今回は、生物理工学部の学生・教職員も多く利用する本学先端技術総合研究所において、自然災害等の発生に備えた防災訓練を実施します。避難経路の再確認、通報・避難・初期消火といった消防訓練から、心肺蘇生法やAEDの使用方法を学ぶ一般救命講習まで広く実施します。南海トラフにおける東海・東南海・南海3連動地震の発生確率が30年以内で70~80%と予測されていることから、シェイクアウト訓練等の地震発生時の初期対応についても聴講形式でその重要性について学びます。

■日 時:平成30年(2018年)12月8日(土)10:00~12:00
■場 所:近畿大学先端技術総合研究所(和歌山県海南市南赤坂14-1)
■参加者:同研究所 教職員・学生等(25人)

【当日の流れ】
■通報訓練(10:00~)
・研究所内の1階研究室からの出火を想定
・火災発生確認後、館内放送にて避難誘導を開始

■初期消火訓練・避難誘導(10:05~)
・消火器を持って出火元に向かい、燃え広がった箇所には消火器で初期消火を実施
・移動しながら避難を誘導

■避難訓練(10:10~)
・建物内に逃げ遅れた者、怪我人がいないか確認

■消防隊に引き継ぎ(10:15~)
・到着した消防隊に引き継ぎ、初期対応に当たった教職員は避難
・引き継ぎ完了後、一旦避難訓練を終了

■海南消防署員による消火器取り扱い訓練(10:20~)
・水消火器を用いて、消火器の取り扱い訓練を実施

■海南消防署員による一般救命講習
・心肺蘇生法およびAED(自動体外式除細動器)の使用方法、応急手当について講習

■地震発生時の初期対応 講話
・シェイクアウト等の初期対応について、生物理工学部危機管理担当から講話・啓発

関連URL:https://www.kindai.ac.jp/bost/about/advanced-technology/