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「河内寺廃寺が近大アクトに蘇る!」 VR(ヴァーチャルリアリティ)で古の姿を再現

2018.10.03

  • 文芸

河内寺のVRによる再現

近畿大学(大阪府東大阪市)文芸学部文化・歴史学科は、平成30年(2018年)10月12日(金)、13日(土)に文芸学部設立30周年記念イベントの一環として、VR体験イベント「河内寺廃寺が近大アクトに蘇る!」を開催します。

【本件のポイント】
●7世紀に建立された古代の寺院跡「河内寺廃寺」の、建立当時の姿をVR(ヴァーチャルリアリティ)を用いて再現
●「河内寺廃寺」は、中河内でも最も歴史のある古代寺院の一つで、国の史跡に指定されており、現在は東大阪市の史跡公園として保存
●VRの世界を通じて、実際には見ることはできない古代寺院の空間を体験してもらう

【本件の概要】
河内寺廃寺は、7世紀中ごろに造営された東大阪地区の寺院でも最も歴史のある古代寺院の一つです。東大阪市教育委員会の継続的な発掘調査によって、金堂跡や講堂跡、伽藍(がらん)を巡る回廊跡などが明らかになっています。文芸学部文化・歴史学科が発行しているパンフレット「東大阪市と中河内の文化資源」で河内寺廃寺の調査成果を紹介するとともに、河内寺廃寺の復元作業にも協力してきました。今回、東大阪市教育委員会が進めている河内寺廃寺の3D復元を、VRによってアカデミックシアター内に再現し、近畿大学を古代寺院の空間へとタイムスリップさせます。大学構内に現れた壮大な古代寺院の姿を、VRの世界でお楽しみください。

■日  時:平成30年(2018年)10月12日(金)・13日(土)10:00~16:30
■会  場:近畿大学アカデミックシアター1階 ACT-116
      (東大阪市小若江3-4-1 近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対  象:近畿大学学生、一般の方(入場無料・申込不要)
■お問合せ:文芸学部事務部 TEL(06)4307-3061

【河内寺廃寺について】
河内寺廃寺は、7世紀中頃(飛鳥時代後期)に大阪府東大阪市の東部、生駒山地で創建された古代寺院跡であり、現在は東大阪市の史跡公園として保存されています。有力な渡来系民族「河内直」により氏寺として建立され、のちに律令制度の発達とともに発展していったと考えられています。

関連URL:https://www.kindai.ac.jp/lit-art-cul/