文芸学部設立30周年記念事業 ダンス作品「イマジネーション・レコード」上演
2018.09.28
- 文芸
「イマジネーション・レコード」の1シーンより
やないはらみくに)の振付および演出によるダンス作品「イマジネーション・レコード」を上演します。
【本件のポイント】
●振付家として世界的に活躍する矢内原美邦主宰のダンスカンパニー「Nibroll(ニブロール)」の作品を上演
●舞台芸術専攻の学生がプロのアーティストと共演し、学部設立30周年イベントを盛り上げる
●学生は、様々な分野の優れたアーティストとの共演から創造力を伸ばす貴重な機会を得る
【本件の概要】
文芸学部設立30周年記念事業の一環として、文芸学部舞台芸術専攻の准教授であり、振付家として世界的に活躍する矢内原美邦が主宰をつとめるダンスカンパニー「Nibroll」のコンテンポラリーダンス作品「イマジネーション・レコード」を上演します。
振付家、映像作家、音楽家、美術家などの様々な分野の優れたアーティストが創る作品に、舞台芸術専攻の学生15人がダンサーとして参加します。学生にとって、日頃の勉学の成果を発揮する場であるとともに、プロのアーティストとの共演によって創造力を伸ばす機会となります。また、学生はもちろん、地域住民の方にも、日本の第一線のコンテンポラリーダンス作品を身近に楽しんでいただく貴重な機会を提供します。
■日 時：平成30年（2018年）10月5日（金）19：00開演、6日（土）14：00開演
■場 所：近畿大学東大阪キャンパス 11月ホール大ホール
（東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分）
■対 象：近畿大学学生、一般の方150人（入場無料、要事前予約）
■申込方法：観覧日、氏名、人数、連絡先を明記の上、offnibfoll@gmail.comにメール
（先着順、自由席、観劇日前日まで受付可能）
■お問合せ：近畿大学文芸学部事務部 TEL（06）4307－3061
【プロフィール】
近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻 准教授 矢内原美邦（やないはらみくに）
振付家・劇作家／Nibroll（ニブロール）主宰
大学で舞踊を専攻、在学中にNHK賞、特別賞など数々の賞を受賞。平成15年（2003年）文化庁文化交流大使として東南アジア諸国に派遣される。平成19年（2007年）第1回日本ダンスフォーラム賞優秀賞受賞、平成24年（2012年）第56回岸田國士戯曲賞受賞『前向き！タイモン』、横浜市文化芸術奨励賞受賞。
【Nibroll（ニブロール）について】
昭和52年（1977年）結成。振付家 矢内原美邦を中心に、映像作家 高橋啓介、音楽家SKANK(スカンク)など様々な分野で活動するアーティストが集まり、舞台作品を制作、発表するダンス・カンパニー。ダンスや身体表現の可能性を追求している。数多くの国際フェスティバルに参加、欧米やアジアでも精力的に作品を発表し、注目を集めている。平成14年（2002年）「ランコントル・コレオグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ(旧バニョレ国際振付賞)ナショナル協議員賞」、平成21年（2009年）「日本ダンスフォーラム大賞」受賞。
【「イマジネーション・レコード」について】
Nibroll結成20周年の平成29年（2017年）にKAAT神奈川芸術劇場で上演され、好評を博しました。言葉にすると以下のような思考をダンス・映像・美術・音楽のコラボレーションによって表現した舞台作品です。
「私たちは、いま目のまえにある風景をレコードしなければと思う。このなんでもない日々を。いまそこを流れていく時間を。
そして、記録しても記録しても消えてしまうものについて考えなければと思う。手を伸ばしても届かない時間について。距離について。風景について。」
【文芸学部設立30周年記念事業について】
近畿大学文芸学部は、平成元年（1989年）に設立されました。設立30周年を記念し、「文芸福幸（ぶんげいふっこう）」をテーマに、文芸学部の教育・研究分野である文学・芸術・文化・歴史の面から人間の真の幸福について考え、心豊かな社会の創造に貢献することを目指す記念事業を実施してます。シンポジウムや音楽ライブ、ダンス・演劇公演、展覧会、トークイベント、VRで史跡の往時の姿を蘇らせる体験イベントなど、文芸学部での教育・教育を紹介する様々なイベントを行います。
【関連リンク】
文芸学部芸術学科（舞台芸術専攻） 准教授 矢内原 美邦（ヤナイハラ ミクニ）
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1174-yanaihara-mikuni.html