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学生が夜通しお勧めの本を語り合う 夜の図書館お泊り企画

2018.09.13

  • 図書館
  • 大学

昨年のイベントの様子

近畿大学(大阪府東大阪市)は、平成30年(2018年)10月5日(金)、東大阪キャンパスACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)の図書スペース「BIBLIOTHEATER(ビブリオシアター)」で、学生が選んだ一押しの書籍を紹介する「夜の図書館~DONDENでビブリオバトル~」を昨年に引き続き開催します。

【本件のポイント】
●ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)の図書スペースでのお泊り企画
●漫画約2万2千冊を含む約7万冊の書籍を配架する図書スペースで、本学独自の図書分類「近大INDEX」の活用を推進
●ビブリオバトルに参加することで、学生の読解力、要約力、プレゼンテーション力、コミュニケーション力の向上を促す

【本件の概要】
平成29年(2017年)4月にオープンしたACADEMIC THEATER内の「BIBLIOTHEATER」は、漫画約2万2千冊を含む約7万冊の書籍を、近大独自の図書分類「近大INDEX」に基づいて配架した、全く新しいコンセプトの図書スペースです。
通常、夜間は閉館していますが、昨年に引き続き、特別に夜を徹してのイベントを行います。学生はBIBLIOTHEATERの2階にある、漫画・文庫・新書を中心としたエリア「DONDEN」でおすすめの本を探し、その本の魅力を参加者全員に発表するビブリオバトルに参加します。各自のプレゼンテーション後に全員でディスカッションを行い、一番読んでみたいと思った本に投票し、優勝者を決定します。昨年の参加者からは夜通し本と触れ合って、普段は手に取ることがなかった本に気づくことができたといった感想があるなど、大好評だったイベントです。時間をかけて1冊の本を読み込んで紹介することで、読解力やプレゼンテーション能力を培うと共に、図書館や本の魅力を再発見します。

■日 時:平成30年(2018年)10月5日(金)21:45~10月6日(土)8:00
■場 所:近畿大学東大阪キャンパス ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)
     5号館2階 図書スペース「DONDEN(ドンデン)」
     (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対 象:学生60人(予定)

【スケジュール】
21:45 参加者集合、注意事項等の説明
22:30 DONDENから書籍を選び、各自発表準備
1:30  ひとり4分程度で選んだ書籍を発表
2:40  グループに分かれて発表の内容を練り直す
5:30  ビブリオバトルを実施。参加者が各自1票を投票し、1位を決定
7:00  アンケート、朝食配布
8:00  解散

【BIBLIOTHEATER(ビブリオシアター)】
編集工学研究所所長の松岡正剛氏をスーパーバイザーに迎えて開設した新図書スペースで、漫画約2万2千冊を含む約7万冊の書籍等を所蔵しています。「ACT(アクト)」と呼ばれる42室のガラス張りの小部屋を設置し、社会の諸問題を解決に導くために学生が議論などを行うプロジェクト空間として活用しています。その他にも女性専用室を完備した24時間利用可能な自習室など、学生が主体的に学べる環境を整えています。

【DONDEN(ドンデン)】
「ビブリオシアター」の2階は、漫画を中心に新書・文庫によって構成された約4万冊の書籍が並ぶ空間です。松岡正剛氏が近畿大学のために考えた図書分類「近大INDEX」によって配架され、漫画で想像力を触発し、新書や文庫へ興味・関心を導く空間になっています。学生の関心が高い漫画から入って、知のつながりを感じ、知の奥へ向かうための、「知のどんでん返し」が起こることを目指しています。

【近大INDEX】
「ビブリオシアター」では、通常の図書館とは異なり、独自の図書分類「近大INDEX」によって本が配架されています。特定のテーマについて目的の本を探すというよりも、自分では思いもよらなかった本との出会いを演出するよう工夫されています。松岡正剛氏によって、十進分類法を下敷きにしつつ、新たな実学的・文学融合的なリベラルアーツ感覚でタイトリング・選書されています。

関連URL:https://act.kindai.ac.jp/