総合バスターミナル新規開業計画 中間報告会 近畿大学産業理工学部×福岡県嘉麻市×地元建築士
2018.07.27
- 産業理工
意見交換会の様子
【本件のポイント】
●地域の交流の場となるような、総合バスターミナル新規開業計画に学生が協力
●学生が嘉麻市や地元建築士らと協力し、地域創生に貢献
●学生の研究成果を「まちづくり」として実現することができる機会
【本件の概要】
福岡県嘉麻市では、地域の交通網を自力で充足することを目指し、平成31年(2019年)4月に市内のバス路線拡大を計画しています。その計画の一環として、地域の交流の場となるような、総合バスターミナルの新規開業計画を産官学連携で進めています。
この計画に伴い、近畿大学産業理工学部建築・デザイン学科および大学院産業理工学研究科の学生は、教授 井原徹監修のもと、嘉麻市と地元の設計士らと共に、安心・安全な待合室や地域の方が快適に利用できる設備の設置など、年齢を問わず多くの市民が集う場所を目指し、木造平屋のリノベーション整備計画に取り組んでいます。学生は、平成30年(2018年)7月に、バスターミナル設置予定地(福岡県嘉麻市)で行われた意見交換会にも参加し、図書館分室や、中高生向けの自習スペース設置等の提案を行いました。
今回の中間報告会では、廃校や統廃合校舎にある不要机・椅子の再生・リメイクや、宅配ボックスの設置等についても提案します。また学生が、総合バスターミナルの建築模型を作製し、各アイデアについてシミュレーションしながら嘉麻市や地元設計士とリノベーションの整備計画を進めます。
<総合バスステーション(仮称)整備に関する中間報告会>
■日 時:平成30年(2018年)8月3日(金)13:50~15:00
■会 場:嘉麻市役所碓井庁舎 3階委員会室3
(福岡県嘉麻市上臼井446-1、JR 福北ゆたか線「桂川駅」からバス約15分)
■発表者:産業理工学研究科2年生1人、産業理工学部建築・デザイン学科1年生2人
【関連リンク】
産業理工学部建築・デザイン学科 教授 井原 徹(イハラ トオル)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1020-ihara-tooru.html