AIを用いた学生評価支援の研究 学生の自己評価をAIが支援する授業を報道関係者に公開
2018.07.05
- 経営
グループワークの様子
【本件のポイント】
●アクティブ・ラーニングにAIを活用した学生評価支援を取り入れた授業を公開
●グループワークにおける各学生の貢献度を、SNS上のやり取りをもとにAIが分析・評価
●現在大きな問題となっている教員の業務負担軽減や授業満足度向上に繋がる研究
【本件の概要】
近畿大学とTDCソフトは、教員の負担軽減や、評価の公平性の担保などを目的に、学生のコミュニケーションや学習意欲をAIに分析・評価させる共同研究を行っています。
今回公開する授業は、経営学部経営学科の1年生約300人が受講する「情報倫理」です。学生たちは3週をかけて8~10人のグループワークで、「『ネットワーク利用資格試験』の試験問題を作成する」という課題に取り組んでいます。授業時間以外にもSNSを使って、個人が調べた情報の共有や議論を重ねており、AIはこのSNS上でのやり取りを分析して学生個人を評価、学生の自己評価を支援します。今回は、このAIによる評価を参照しながら学生が自己評価を行う様子とAIに対する学生の感想や要望を聴取するワークショップの模様を公開します。なお、前期授業全体の評価は、学生の自己評価、AIによる評価、提出された課題等を担当教員が総合的に評価して決定します。
■日 時:平成30年(2018年)7月11日(水)10:45~13:00(12:15~ワークショップ予定)
■場 所:近畿大学東大阪キャンパス 20号館 20-2教室
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■授 業:経営学部経営学科「情報倫理」(担当教員:准教授 鞆 大輔(とも だいすけ))
■受講者:近畿大学経営学部経営学科 1年生 約300人
【関連リンク】
経営学部経営学科 准教授 鞆 大輔(トモ ダイスケ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/241-tomo-daisuke.html