NEWS RELEASENEWSRELEASE

「熊野川きらきら清流まつり」でアマゴ稚魚を放流 新宮実験場で人工ふ化・飼育されたアマゴ

2018.03.12

  • 研究所

放流されるアマゴ稚魚

新宮商工会議所青年部主催の「熊野川きらきら清流まつり」において、平成30年(2018年)3月18日(日)、近畿大学水産研究所新宮実験場(和歌山県新宮市)で人工ふ化・飼育されたアマゴ稚魚を熊野川に放流します。

【本件のポイント】
●「熊野川きらきら清流まつり」で近畿大学水産研究所新宮実験場で完全養殖したアマゴ5千尾を熊野川に放流
●今回放流するアマゴは、絶滅危惧種に指定されたサツキマス※として熊野川に遡上する可能性が高い ※アマゴは降海後サツキマスと名称が変わる
●新宮市と連携し、サツキマスの増殖と新宮市の特産品化を目指す

【本件の概要】
新宮商工会議所青年部は、世界遺産「熊野川」のPRや、地元市民に「熊野川」への関心を高めてもらい、環境保全の意識を醸成するためにイベントを開催しています。今回は「熊野川きらきら清流まつり」において、近畿大学水産研究所新宮実験場で育てたアマゴ稚魚を熊野川に放流します。
近畿大学水産研究所新宮実験場では、地元貢献の一環として、サツキマスを新宮市の特産品とすることで地域の活性化を目指し、放流事業を通して地域住民へのアマゴの周知と自然環境保護の意識醸成を図ります。当日はアマゴ稚魚やサツキマス成魚の水槽展示も予定しています。

■日  時:平成30年(2018年)3月18日(日)10:00~14:30
      アマゴ稚魚の放流は13:30~
      ※小雨決行。荒天の場合は3月25日(日)に延期
■場  所:熊野川権現川原(熊野速玉大社下河川敷)
      (新宮市新宮1番地先、JRきのくに線「新宮駅」から徒歩約15分)
■対  象:一般の方(申込不要)
■お問合せ:新宮商工会議所青年部 TEL(0735)22-5144

関連URL:http://www.flku.jp/info/shingu/index.html