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経済心理学コース卒業研究発表会を開催 経済心理学コース1期生による初のイベント

2018.03.09

  • 経済

経済心理学コース学生の研究発表(近畿大学院生サミットの様子)

近畿大学経済学部(大阪府東大阪市)は、平成30年(2018年)3月16日(金)に、東大阪キャンパスで、経済心理学コース第1期生卒業研究発表会を行います。

【本件のポイント】
●ノーベル経済学賞で注目を集める経済心理学に関する研究発表
●日本で唯一、経済心理学を専門的に学ぶことができるカリキュラム「経済心理学コース」が初めての卒業生を輩出
●実学としての経済心理学が社会的な問題にどのような解決策を提示することができるかについて学生と参加者が討論

【本件の概要】
経済心理学は、心理学の研究成果を経済学に応用する研究分野で、実験やアンケート調査により、人間の心の働きが経済的な決定にどのような影響を与えるかを分析します。昨年のノーベル経済学賞が経済心理学の基礎を築いたリチャード・セイラー氏に授与されるなど、経済心理学は大きな注目を集めています。
本学は、平成26年(2014年)に日本で初めて経済心理学を体系的に学ぶことができるカリキュラムとして経済学部経済学科に経済心理学コースを開設しました。このたび、経済心理学コース第1期生(57人)が卒業を迎えるに当たり、学習・研究の成果を発表します。単なる発表に留まらず、経済心理学が実学として社会的な問題にどのように解決策を提示することができるかについて、学生と参加者で討論を通して考えます。

■日時:平成30年(2018年)3月16日(金)15:00~18:00
■場所:近畿大学東大阪キャンパスB館 501教室
    (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対象:本学学生、教職員

【プログラム】
■15:00 開会の挨拶、経済心理学コースの紹介
 (経済学部准教授 佐々木俊一郎)

■第1セッション(15:05~16:25、座長:経済学部准教授 山根承子)

 「心理会計の実証分析:クレジットカードと現金払いを例として」
 学生:丸尾翔太/手嶌将希/津田洋慶/吉木章平

 「LCC 新規航空路線の適正価格」
 学生:松崎幸輝

 「非労働スキルが賃金に与える影響の分析」
 学生:谷紗也佳/山田一姫/服部春香

 など報告4件(各報告とも、報告15分+討論5分)

■第2セッション(16:30~17:50、座長:経済学部准教授 山田克宣)

 「若年層の消費行動の特徴」
 学生:合田百花

 「消費者と生産者間の距離と食への安心-野菜生産者の顔写真の掲示を例として-」
 学生:岡千紘

 など報告4件(各報告とも、報告15分+討論5分)

■17:50 講評および閉会の挨拶
 (経済学部准教授 佐々木俊一郎)

【関連リンク】
経済学部経済学科 准教授 佐々木 俊一郎(ササキ シュンイチロウ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/203-sasaki-shunichirou.html

経済学部経済学科 准教授 山根 承子(ヤマネ シヨウコ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/208-yamane-shouko.html

経済学部経済学科 准教授 山田 克宣(ヤマダ カツノリ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/1260-yamada-katunori.html

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/keizai/