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ほし芋「みんながほしいもん」を新発売! 道の駅 大和路へぐり くまがしステーションにて、12/8から

2017.12.05

新発売のほし芋「みんながほしいもん」

近畿大学農学部(奈良県奈良市)、奈良県平群町、(株)奈良祥樂(奈良県斑鳩町)は、近畿大学農学部生が育てたサツマイモを利用した新商品のほし芋「みんながほしいもん」を企画・開発しました。平成29年(2017年)12月8日(金)から、道の駅大和路へぐり くまがしステーション(奈良県平群町)にて数量限定販売し、初日は、学生らが店頭販売を行います。

【本件のポイント】
●産学官連携で生まれた無添加のほし芋を、数量限定販売
●原材料のサツマイモの生産や商品のネーミング、パッケージデザインを農学部生が担当
●学生は農産物の生産から加工、流通・販売までを、座学だけでなく現場で学ぶことで、より専門的・実学的な知識を習得し、アグリビジネス(農業関連産業)のプロを目指す

【本件の概要】
近畿大学農学部農業生産科学科では、「アグリビジネスマイスター」認定制度を開設しており、その一環で平成29年度(2017年度)は3年生40人を対象に「アグリビジネス実習」を行っています。今回はその実習の一環で、奈良県平群町、(株)奈良祥樂と連携し、アグリビジネス実習産のサツマイモ(生産地:奈良県平群町、品種:べにはるか)を利用した新商品のほし芋「みんながほしいもん」を企画・開発しました。サツマイモの甘みを生かした無添加のほし芋で、学生は、原材料のサツマイモの生産や、商品のネーミング、パッケージのデザインなどを担当しました。

■販売開始日:平成29年(2017年)12月8日(金)(数量限定につき、売切れ次第終了)
       学生による店頭販売は、12月8日(金)14時~16時のみ
■販売価格 :150g入り 700円(税込)
■販売数量 :100袋(予定)
■販 売 店:道の駅大和路へぐり くまがしステーション
       (奈良県生駒郡平群町平等寺75-1、近鉄生駒線「平群駅」から徒歩約10分)
       営業時間 9:00~18:00、不定休
■商品に関するお問い合わせ:(株)奈良祥樂 TEL(0745)74-0526(担当:植田)

【(株)奈良祥樂について】
(株)奈良祥樂は、古都奈良を拠点とし、独自ブランド商品の「らほつ饅頭」「奈良県産ひのひかり米粉ロール」をはじめとした菓子類の企画・製造・販売やカフェの経営などを行っています。奈良祥樂の「祥」という言葉には「きざし」、特に「吉事のしるし」という意味があります。拠点としている奈良はさまざまな食物や文化が集結し、また発信地となったシルクロードの終着点です。その終着点から再び「日々の暮らしに楽しい予感を…奈良からの贈り物」をコンセプトに、お菓子を通して楽しく心豊かなひとときをお届けします。

■本社所在地 :奈良県生駒郡斑鳩町竜田2丁目2番11号
■代表取締役 :植嶋 修治
■創    業:平成11年(1999年)4月1日
■事業内容  :直営店舗(菓子)の展開、オリジナル商品開発
■直営店所在地:奈良祥樂 本社直売所
        (奈良県生駒郡斑鳩町竜田2-2-11)
        お菓子と和カフェ 奈良祥樂 学園前店
        (奈良市学園北2-1-5 ローレルコート学園前レジデンス 1F)
        奈良祥樂 近鉄奈良駅店
        (奈良県奈良市東向中町29 地下コンコース 近鉄奈良駅Time's Place)

【平群町について】
平群町と近畿大学は、平成25年(2013年)に「アグリビジネス実習」に関する業務委託契約を締結し、農学部農業生産科学科の実習を平群町内に設置した実習圃場で行う等、農業・食品関連分野を中心とした連携を実施しています。今年1月には包括連携協定を締結し、平群町の有する豊かな自然環境、歴史、文化と、14学部48学科を有する本学の知見を生かして、まちづくりや文化学術振興等の様々な分野でのさらなる連携を進めています。

【アグリビジネス実習】
近畿大学農学部農業生産科学科では、「アグリビジネスマイスター」認定制度を開設しており、その一環で3年生を対象に「アグリビジネス実習(通年)」を行っています。本実習では、奈良県平群町の耕作放棄地を再生した圃場で、農産物の作付け計画から栽培、管理、収穫、そして加工や販売までを一貫して学んでいます。今年度は40人がアグリビジネス実習を受講しています。

【アグリビジネスマイスター認定制度】
時代の流れとともにアグリビジネス(農業関連産業)の形態も大きく変わってきました。作物を作って終わりではなく、「いかに売れるものを作っていくか、付加価値を高めていくか」への発想の転換が、農業にも求められてきています。
そのような社会のニーズに応える人材の育成を目的に、近畿大学農学部農業生産科学科では、「アグリビジネスマイスター」認定制度を平成23年(2011年)4月に開設しました。生物現象の知識とともに、農産物の生産から加工、販売までをトータルに学修し、課程修了後に近畿大学農学部からマイスターの称号が与えられます。特徴的なカリキュラムとしては、アグリビジネス実習、アグリビジネス起業論、農業実習等が挙げられます。平成23年度(2011年度)入学生より認定を開始し、平成25年度(2013年度)~平成28年度(2016年度)にかけて、100人の学生が認定されました。
農業の6次産業化※の先進事例について学ぶことを目的に農業法人での実習も実施しています。現場に足を運び、実際の事業を肌で感じることで、ビジネスモデルの構想能力や地域産業とのコーディネート能力を磨きます。
※農業などの1次産業が生産に加え、農産物の加工や流通・販売なども手がけること

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/agriculture/