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第4回国際救急災害シンポジウム 文部科学省 課題解決型高度医療人材養成プログラム

2017.11.17

前回のシンポジウムの様子

近畿大学医学部(医学部長:伊木 雅之)は、第4回国際救急災害シンポジウムを、平成29年(2017年)11月23日(木・祝)に開催いたします。当シンポジウムは、文科省の課題解決型高度人材養成事業の支援を受け、近畿大学医学部が中心となり、京都大学、大阪市立大学、関西医科大学、旭川医科大学と連携して実施するものです。

【本件のポイント】
●国内で不足しているとされる、災害時に被災地で活躍できる人材養成の促進
●台湾・韓国など海外から専門家をお呼びし、シンポジウムを通じ関係の構築を行う
●災害の多様性を考慮し、大学や国を超えて共同で推進する人材開発プログラム

【本件の概要】
近畿大学医学部(大阪府大阪狭山市)は、平成29年(2017年)11月23日(木・祝)に、第4回国際救急災害シンポジウムを開催します。当シンポジウムは医療現場における諸課題をテーマに開催し、例年、医師・看護師・救命士など約90人の医療従事者にご参加いただいております。今回のシンポジウムでは、阪神淡路大震災、福知山花火大会露店爆発事故、関東豪雨(鬼怒川災害)において、発災時に現場に居合わせた医療スタッフが体験談を語り、災害時の初期対応について議論します。また、ソウル大学からKyoung-Jun Song(キョン・ジョン・ソン)氏、国立台湾大学からはFuh-Yuan Shih(フー・ワン・シー)氏を招聘し、韓国、台湾の災害時の対応状況の講演を行います。さらに、体験コーナーとして、電子トリアージタグ、衛星電話、トランシーバー、J-SPEED 災害時診療概況報告システム、訓練用ムラージュ(外傷などを模造したダミー人形)等のコーナーを設置し、実際の機器に触れる場も提供します。

■日  時:平成29年(2017年)11月23日(木・祝)13:30~17:30
■場  所:大阪府東大阪市小若江3丁目4番1号 近畿大学 実学ホール(2号館)
      (近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対  象:一般の方(定員200人 入場無料・申込不要)
■お問合せ:近畿大学 TEL(06)6721-2332

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/medicine/

国際救急災害シンポジウム ポスター