体験型企画で、生活習慣病の早期発見と予防を 第3回「世界糖尿病デー」啓発イベント
2017.10.17
- 近大病院
- 農
昨年の体験イベントの様子
【本件のポイント】
●医師や看護師、管理栄養士などが生活習慣病について正しい知識を広める機会に
●早期発見と予防をテーマに、実際の数値を測定できる体験型イベントを開催
●近畿大学農学部食品栄養学科の学生と栄養士が共同で企画した、完熟ミニトマトとおからの低カロリーケーキを数量限定で提供
【本件の概要】
「世界糖尿デー」は、世界保健機関（WHO）と国際糖尿病連合が、自覚症状に乏しい糖尿病に対する啓蒙活動の一環として平成3年（1991年）に11月14日に制定されました。世界の糖尿病人口は、平成47年（2035年）には約6億人に達すると言われ、日本にも医療機関に通院していない糖尿病患者やその予備軍が数多くいると推測されています。
この「世界糖尿病デー」にちなみ、生活習慣病の早期発見と発症予防を目指した第3回「世界糖尿病デー」イベントを開催します。昨年好評頂いた生活習慣病の早期発見のための各種測定をはじめ、目でみる糖質量や糖尿食の展示、専門医・管理栄養士らによるミニセミナーを用意しています。昨年は約100人が参加しました。
■日 時：平成29年（2017年）11月18日（土）13：30～15：30（入退出自由）
■場 所：近畿大学医学部 専門棟2階 第8・9講義室
（大阪府大阪狭山市大野東377-2、南海高野線「金剛駅」からバス約15分）
■対 象：どなたでも参加可能（申込み不要、入場無料）
■お問合せ：近畿大学医学部附属病院 内分泌代謝糖尿病内科
TEL（072）366-0221（代表）内線3125
【当日の企画】
■体験型企画「測って安心 生活習慣病」
動脈硬化指数の測定のみ整理券を配布します。（13：00から先着16人）
血圧、血糖値、体脂肪量、筋肉量、動脈硬化指数の測定
■展示
糖尿病食、市販飲料水の糖質量、糖尿病の病型、糖尿病薬
■専門医・管理栄養士によるミニセミナー
1.「広めよう世界糖尿病デー」（医師）
2.「特定健診を受けましょう」（看護師）
3.「生活習慣病予防のための運動習慣」（理学療法士）
4.「糖質制限って本当にいいの？」（管理栄養士）
■イベント特典
当院栄養士と近畿大学農学部の学生による共同企画
農学部産完熟ミニトマトとおからの低カロリーケーキを数量限定で提供
【当院栄養部と近畿大学農学部の共同企画について】
近畿大学農学部食品栄養学科では、平成28年（2016年）4月から、病院食の質の向上を目的に「食事満足度向上プログラム」を実施しています。今回は近畿大学農学部の学生が栽培・収穫した完熟ミニトマトと栄養価の高いおからを組み合わせ、当院栄養士の監修のもと、低カロリー（40カロリー/個）に収めたスイーツを、本イベント限定で特別にご用意します。何度も試食を重ね、トマト本来の風味を生かしながら優しい甘さを加えた低カロリーケーキを是非お楽しみください。自宅でも試せるよう、レシピカードをご用意しています。
【使用する完熟ミニトマトについて】
農学部農業生産科学科 植物感染制御工学研究室の学生が、実験・実習の一環として、温室内で減農薬栽培・収穫した完熟トマトです。糖度が7～8度と高く、リコピン、β（ベータ）-カロテン、ポリフェノールなど機能性を有する成分が豊富に含まれている「プレミアムルビー」という品種を使用しています。