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近畿大学 生物理工学部 公開講座『メタボ・ロコモ予防と運動の効果について:自分の健康は自分でつくる』『食中毒予防のサイエンス』

2017.08.04

  • 生物理工

昨年の様子

近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)は「平成29年度第5回近畿大学生物理工学部 公開講座(BOST Science Café)」(共催:紀の川市市民講座、後援:和歌山県教育委員会、紀の川市教育委員会、岩出市教育委員会)を平成29年(2017年)8月27日(日)に近畿大学生物理工学部で開催します。

【講座の内容】
(1)「メタボ・ロコモ予防と運動の効果について:自分の健康は自分でつくる」
講師:生物理工学部 人間環境デザイン工学科 准教授 谷本 道哉
メタボリックシンドローム、ロコモティブシンドローム。どちらも健康をむしばむ恐ろしいものですが、どちらも定期的な運動習慣でそのリスクを遠ざけることができます。日常生活の中でどのような運動が効果的であるかを考えます。

(2)「食中毒予防のサイエンス」
講師:生物理工学部 食品安全工学科 講師 江口 陽子
最近発生した食中毒事例について、食中毒原因菌や原因物質の性質と食中毒予防法について解説し、さらに食品事業者に対する食品衛生管理システムについても説明させていただきます。

【講座の概要】
■日  時:平成29年(2017年)8月27日(日)13:30~16:10(13:00開場・受付)
■場  所:近畿大学生物理工学部 2階アリーナ(和歌山県紀の川市西三谷930)
■対  象:一般の方、中・高生も歓迎
■定  員:570人(申込先着順、入場無料)
■申込方法:生物理工学部公開講座ホームページ
      (https://www.waka.kindai.ac.jp/inquiry_extension.php
■お問合せ:近畿大学生物理工学部 公開講座係 〒649-6493 和歌山県紀の川市西三谷930
      TEL(0736)77-3888 FAX(0736)77-6336
      E-mail:bost-kou@waka.kindai.ac.jp

【開催の背景】
近畿大学生物理工学部は、「人間」「医療」「食」「生活」「環境」「福祉」をテーマとして、理学・農学・工学・医学を融合させた先進的で多彩な教育と研究を行っています。ここで得られた成果を広く一般の方々にご理解いただきたく、平成11年度(1999年度)から公開講座の形で発信を始めました。
生涯学習の機会とする方から科学に興味をもつ子どもたちまで、幅広い年齢層の方々にご参加いただいており、受講者数は3万人を超えています。今年度も各地の教育委員会のご後援のもと、4府県(和歌山、兵庫、奈良、大阪)の7都市で開催します。

【講師プロフィール】
生物理工学部 人間環境デザイン工学科 准教授 谷本 道哉(たにもと・みちや)
学     位:博士(学術)
専 門 分 野:運動生理学、バイオメカニクス
主な研究テーマ:運動トレーニングの生理学的研究、およびスポーツ動作、日常動作の動力学的研究を
        しています。健康寿命を延ばし、QOL(生活の質)をあげるためには、まず身体の
        アクチュエータである筋肉が必要です。筋肉を強く大きくすること、動作を効率よく
        行うことを探求し、人々のQOL改善に役立つ研究を目指しています。

生物理工学部 食品安全工学科 講師 江口 陽子(えぐち・ようこ)
学     位:博士(農学)
専 門 分 野:微生物学、分子生物学
主な研究テーマ:食中毒原因菌などの病原菌は、ヒトに対して病原性をもつことで嫌われています。
        もし、病原性が無くなれば、ヒトとの共存も可能であり菌を殺す必要がなくなります。
        食中毒原因菌に対抗する新しい手段として、細菌情報伝達系を標的とした、
        病原性抑制因子の開発を目指しています。

【関連リンク】
生物理工学部人間環境デザイン工学科 准教授 谷本 道哉(タニモト ミチヤ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/1198-tanimoto-michiya.html

生物理工学部食品安全工学科 講師 江口 陽子(エグチ ヨウコ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/1354-eguchi-yoko.html

関連URL:http://www.waka.kindai.ac.jp/