舞台「人狼TLPT-A 近大版」上演 客員教授 辰巳琢郎監修の舞台を学生が演じる
2017.07.13
- 文芸
「人狼TLPT-A」ポスター ©ORACLE NIGHTS CO.Ltd
世界中で親しまれているパーティーゲーム「人狼ゲーム」を元にしたストーリーで、学生たちが即興劇を展開していきます。議論を交わしながら「誰が嘘をついているのか?」を探る心理戦を繰り広げます。
※The Live Playing Theaterの略
【本件のポイント】
●文芸学部客員教授 辰巳琢郎が監修した舞台を学生が演じる
●台本が決まっているのはオープニングだけ。アドリブで展開と結末が変わる即興劇
●学生は、やり直しがきかない舞台で要求される演技力を実践的に身に付ける
【本件の概要】
「人狼ゲーム」とは、味方になりすました嘘つきを会話から見つけ出すパーティーゲームです。ルールは、「ある村の中に、村人に扮した人狼が3匹混ざっています。人狼は毎晩1人ずつ村人を食べます。村人は、人狼だと疑う人を1日1人処刑できます。人狼を3匹処刑できれば村人の勝ち、村人を食べつくしたら人狼の勝ち」というゲームです。
「人狼TLPT-A 近大版」は、文芸学部客員教授 辰巳琢郎監修のもと、この人狼ゲームを舞台化しました。村人や人狼などの配役は開演直前に決定し、互いの心理を読みながら村人・人狼それぞれが勝利を目指してゲームを展開します。観客は誰が人狼なのか推理しながら観ることで、舞台の世界に引き込まれる、スリリングな即興劇です。本家の公認の元、教育素材として去年本邦初の公演。好評を博した第2弾です。
■日時:平成29年(2017年) 7月17日(月)1回目 13:00~ 2回目 17:00~
7月18日(火)19:00~
※両日とも客員教授 辰巳琢郎来場予定
■場所:近畿大学東大阪キャンパス D館3階 演劇実習室
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
【客員教授 辰巳琢郎プロフィール】
文芸学部芸術学科 客員教授 辰巳琢郎
生年月日:昭和33年(1958年)8月6日
大阪教育大学附属高校2年生の時、つかこうへいの舞台に感銘を受け芝居を始める。京都大学文学部在学中は、関西では人気実力ともにNo.1の「劇団そとばこまち」を主催し、役者としてだけでなく、プロデューサー、演出家として1980年代前半の学生演劇ブームの立役者となる。卒業と同時にNHK朝の連続テレビ小説「ロマンス」で全国区デビュー。以来、知性・品格・遊び心と三拍子揃った俳優として活躍している。
平成21年(2009年)から近畿大学文芸学部客員教授を務めている。