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モスクワ大学の学生が来学し、学術交流や日本文化を体験 国境を越えた学生交流がスタート

2017.03.09

  • 理工

昨年の協定締結式の様子

近畿大学(大阪府東大阪市)は、平成29年(2017年)3月13日(月)から17日(金)までの5日間、学生交流協定に基づく交流活動の一環として、ロシア連邦のM.V.ロモノーソフ・モスクワ国立総合大学(以下、「モスクワ大学」)の学生をキャンパスに受け入れます。

【本件のポイント】
●モスクワ大学はロシア連邦国内屈指の大学で、国際交流も盛んである
●理工学部が中心となって受け入れ、学術交流を行う
●相撲部での稽古や企業の見学など、日本の文化にも触れ親善を図る

【本件の概要】
本学は、平成28年(2016年)11月30日に、モスクワ大学と、学生の留学促進や両大学の学術交流を目的として、学生交流協定および学術交流に関する覚書を締結しました。
この協定・覚書締結から初めての学生交流の機会として、このたびモスクワ大学で化学を専攻する学生6人と教員1人が、平成29年(2017年)3月13日(月)から17日(金)までの5日間、来学します。本学理工学部の学生・教員との学術交流を中心に、相撲部や地元東大阪市の企業の見学会など、様々な催しを通して日本の文化も体験します。
また、ロシアとの学術交流の一環で来学する、ロシア・フレロフ原子核反応研究所の物理学者、ユーリイ・オガネシアン教授の講演も行われ、モスクワ大学の学生も参加します。

■日     時:平成29年(2017年)3月13日(月)~17日(金)
■場     所:近畿大学東大阪キャンパス他
         (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■主なプログラム:3 月13日(月) キャンパスツアー、ウェルカムパーティ、理工学部紹介
           14日(火) 実験室見学、理工学部学生との学生交流・学術交流
           15日(水) 理工学部教員との交流、企業見学会
           16日(木) 相撲部見学、日本文化の講義、オガネシアン教授の講演
           17日(金) 郊外学習(京都散策)

【M.V.ロモノーソフ・モスクワ国立総合大学について】
1755年創立。創設者であるロシアの知の巨人「ロモノーソフ」を冠する、ロシア連邦屈指の大学です。毎年4,000人の留学生を受け入れ、留学生用の寮が8棟あるなど、国際交流の盛んな大学でもあります。文系から理系まで網羅した29学部をはじめ、研究所、研究センターを有しています。図書館は900万冊の蔵書を誇り、そのうち200万冊が外国語の書籍です。卒業者には著名人も多く、ノーベル文学賞を受賞した作家パステルナーク、同平和賞を受賞したサハロフ博士も卒業生です。

【近畿大学について】
大正14年(1925年)創立の大阪専門学校と、昭和18年(1943年)創立の大阪理工科大学を母体として、昭和24年(1949年)新学制により近畿大学として設立されました。医学から芸術までを網羅する14学部48学科、法科大学院と大学院11研究科、17の研究所等、2つの短大、併設学校18校園、総合病院を3カ所に設置する我が国有数の私立総合大学です。
創立91年を迎え、「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神に、「人に愛され、信頼され、尊敬される」人づくりを教育の目的として、学生教育、研究活動に邁進。グローバル化された諸問題に立ち向うためグローバル人材の養成に力を入れ、"生きた英語"を学ぶための英語村をはじめとする外国語学習を支援するスタッフや施設を完備し、平成28年(2016年)4月には、ベルリッツコーポレーションと日本で初めて連携協定を締結し国際学部を開設するなど、さらなるグローバル人材の育成を目指しています。
海外協定校も、平成25年(2013年)の43校から約3年間で187校まで増え、今後も積極的に協定を結んでいきます。

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/