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学生が考案!近大みかんのデザートを子ども達に提供 農学部×医学部奈良病院「食事満足度向上プログラム」の一環で

2017.01.13

農学部の学生考案 「まるごと近大みかんのコンポートのゼリー添え」

近畿大学医学部奈良病院(奈良県生駒市)は、平成29年(2017年)1月18日(水)、小児病棟の入院患者である子どもたちを対象に、近畿大学附属農場(湯浅農場)で収穫した近大みかんを用いて、農学部食品栄養学科の学生が考案した手作りデザートを提供します。

【本件のポイント】
●湯浅農場で収穫された近大みかんを用いたデザートを、農学部食品栄養学科の学生が考案
●医学部奈良病院、農学部食品栄養学科および湯浅農場の連携で、子ども達の笑顔を創出
●小児病棟の入院患者様への楽しい食事環境の提供を、学生が実践的に学ぶ機会

【本件の概要】
近畿大学農学部食品栄養学科では医学部奈良病院と連携し、病院食の質の向上を目的として、奈良病院に入院中の患者様を対象に、平成28年(2016年)4月から「食事満足度向上プログラム」を実施しています。これまで、献立の刷新をはじめ、本学および附属農場で栽培した各種農産物を病院食に取り入れるとともに、食材や献立に関する情報を学生考案のイラスト付きメッセージカードで紹介するなど、食事環境の満足度を向上させる取り組みを行ってきました。
今回は、農学部食品栄養学科生が近大みかんを用いたデザート「まるごと近大みかんのコンポートのゼリー添え」を考案、医学部奈良病院栄養部の管理栄養士とともに調理、提供します。現在、小児病棟には約10人の子どもたちが入院しており、日々食事制限などのストレスがあります。そんな子どもたちにこのデザートを提供することにより、少しでも入院生活のストレス解消に貢献し、病棟に笑顔を生み出します。

■日時:平成29年(2017年)1月18日(水) 18:00開始の夕食時に提供
■会場:近畿大学医学部奈良病院
    (奈良県生駒市乙田町1248-1、近鉄生駒線「東山駅」から徒歩約10分)
■対象:小児病棟入院患者 約10人(一部、特別な食事制限が必要な患者の方を除く)

【食事満足度向上プログラムについて】
近畿大学農学部食品栄養学科と近畿大学医学部奈良病院栄養部は、「食事満足度向上プログラム」として平成28年(2016年)4月から、主に下記4点について病院食の満足度向上に向けた連携企画を実施しています。

1.食事に関する嗜好調査実施
従来は、栄養部で年2~4回実施していた嗜好調査を学生と共同で実施。調査結果で得られた問題点を学生が分析する。
2.病棟内デイルーム掲載献立表の変更、季節献立のアピールメッセージ作成
予定献立をもとに、季節感やアピールポイントを栄養部から連絡を受け、学生がイラスト入りで入院患者の献立表を作成。
3.近大産農産物の提供及びアピールメッセージ作成
近畿大学農学部や附属農場などで栽培された安全・安心な農産物を病院食献立に取り入れ、そのメッセージカードを献立に添えて情報を提供する。
4.医学部奈良病院栄養部職員と連携し、小児病棟入院患者とその家族を対象としたイベントを定期的に開催

関連URL:http://nara-kindai.unv.jp/02gakka/04syokuhin/