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「フレスコ画」の技法を子ども達が体験! ポンペイの壁画の画法を、文芸学部教授がレクチャー

2016.12.12

  • 文芸
兵庫県立美術館(兵庫県神戸市)で10月から開催中の「世界遺産 ポンペイの壁画展」にあわせて、平成28年(2016年)12月17日(土)に同美術館にて、子どもを対象としたイベント「フレスコ画を描いてみよう!」が開催されます。本イベントの特別講師として、近畿大学文芸学部芸術学科造形芸術専攻教授の岩岡浩二が、子ども達にフレスコ画の描き方をレクチャーします。

【本件のポイント】
●2000年以上の時が過ぎても色褪せない、フレスコ画の技法を子ども達が体験
●洋画家として数々の賞を受賞している岩岡浩二教授が、小中学生に本格的なテクニックを伝授
●南イタリアにあるポンペイに高度な文明が存在していたことを、画法を通じて学べるイベント

【本件の概要】
フレスコ画とは、砂と石灰を混ぜて作ったモルタルで壁を塗り、その上に水だけで溶いた顔料で絵を描く方法です。フレスコ画の代表的な作品には、ポンペイの壁画があります。ポンペイはイタリアにある古代ローマ時代に栄えた街で、79年のヴェスヴェイオ火山噴火により街全体が火山灰に埋もれ、長い間その存在が忘れられていましたが、1748年から発掘が始まったのを機に、古代都市の姿が徐々に明らかになり、多数の壁画が発見されました。
そのポンペイの壁画の展覧会を、子ども達が兵庫県立美術館のスタッフと観賞した後、岩岡教授の指導のもと、絵の具の原料である「顔料」を使って、本格的なフレスコ画を体験します。

■主催:兵庫県立美術館
■日時:平成28年(2016年)12月17日(土) 10:30~16:00
■会場:兵庫県立美術館アトリエ2
    (〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号、JR神戸線「灘駅」から徒歩約10分)
■講師:近畿大学文芸学部芸術学科造形芸術専攻 教授 岩岡 浩二
■対象:小学4年生~中学生

【関連リンク】
文芸学部芸術学科造形芸術専攻 教授/学部長補佐 岩岡 浩二(イワオカ コウジ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/1099-iwaoka-kouji.html

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/bungei/