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近畿大学文芸学部「文芸フェスタ」 映画「うつくしいひと」上映会+行定勲監督トーク

2016.12.08

  • 文芸

映画「うつくしいひと」より

近畿大学文芸学部(大阪府東大阪市)は、平成28年(2016年)12月20日(火)、イベント「文芸フェスタ」の一環として、映画監督の行定勲氏をお迎えし、「くまもと映画プロジェクト」による中編作品「うつくしいひと」の上映会を開催します。上映会終了後には行定監督に映画製作の経緯や震災復興への想いなどをお話しいただきます。

【本件のポイント】
●映画監督の行定勲氏が地元熊本を描いた作品を上映し、震災復興への想いなどを語る
●芸術を学ぶ学生に第一線で活躍するクリエイターから学ぶ機会を提供
●学生にとっては映画をとおして熊本地震の災害を学び、自分にできることを考える機会

【本件の概要】
日本アカデミー賞最優秀監督賞など数々の賞を受賞されている映画監督の行定勲氏をお迎えし、映画上映会とトークイベントを開催します。
今回上映する「うつくしいひと」は、熊本出身の行定監督が自治体などと製作委員会を立ち上げ、熊本を舞台に熊本にゆかりのある俳優を起用して製作した作品です。撮影から公開までの間に発生した熊本地震の復興支援のため、行定監督はチャリティー上映会などを企画し、熊本の素晴らしさを訴えてこられました。
本イベントでは、行定監督の作品に振付で参加した経験のある文芸学部芸術学科舞台芸術専攻准教授の矢内原美邦が司会進行を務め、「うつくしいひと」鑑賞の後、行定監督に映画製作の経緯やその裏側、熊本に対する思いなどについてお話しいただきます。

■日  時:平成28年(2016年)12月20日(火) 14:50~16:20
■会  場:近畿大学東大阪キャンパス D館 3階ホール
      (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対  象:一般の方 先着100人(入場無料、申込不要)
■お問合せ:近畿大学文芸学部事務部 TEL(06)4307-3061

【映画「うつくしいひと」キャスト&スタッフ】
出演/橋本愛、姜尚中、高良健吾、石田えり、米村亮太郎 他
監督・脚本/行定勲
脚本/堀泉杏
プロデューサー/倉田泰輔、占部裕、古賀俊輔
撮影/福本淳

【「くまもと映画プロジェクト」について】
熊本県出身の映画監督 行定勲氏及び都市部で活躍中の熊本にゆかりのある俳優、著名人や、熊本県内市町村及び地域活性化に取り組む人々等が「地方創生版チーム熊本」として連携し、熊本の地域資源を活かし、熊本での生活などの素晴らしさを実感できる映画を製作するプロジェクトです。

【行定勲(ゆきさだ いさお)氏プロフィール】
日本アカデミー賞最優秀監督賞など数々の賞を受賞する映画監督。「世界の中心で、愛をさけぶ」は大ヒットを記録した。「パレード」でベルリン国際映画祭パノラマ部門国際批評家連盟賞を受賞。「平成猿蟹合戦」で連続ドラマの演出を初めて手がけた。その後の監督作に、日中合作映画「真夜中の五分前」や「ピンクとグレー」などがある。

【矢内原美邦(やないはら みくに)プロフィール】
振付家、演出家、劇作家。近畿大学文芸学部 芸術学科舞台芸術専攻准教授。ダンスニブロール代表兼振付家として世界的に高い評価を受け、日本ダンスフォーラム大賞、横浜市文化奨励賞、シーガルセンターニューヨークパフォーミングアーツ賞などを受賞。行定勲監督作品「ピンクとグレー」にも振付で参加している。

【近畿大学「文芸フェスタ」について】
文芸フェスタとは、近畿大学文芸学部が平成21年(2009年)から毎年開催している文化イベントです。年間を通した総合テーマを掲げ、学生・教員・職員が一緒になってさまざまなイベントを企画・開催しています。今年度は、アーティストの講演会のほか、学生の作品を展示する「写真コンクール展覧会」や「油彩画・版画・ヴィジュアルアートの展覧会」(日程等未定)も開催予定です。

【関連リンク】
文芸学部芸術学科舞台芸術専攻 准教授 矢内原 美邦(ヤナイハラ ミクニ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/1174-yanaihara-mikuni.html

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/bungei/