経済学部学生が高校生の主権者教育に貢献 「子育ての視点から考える選挙」のテーマで出張講義を実施
2016.11.14
- 附属中高
- 経済
キックオフミーティングの様子(2016年10月3日実施)
【本件のポイント】
●経済学部の研究・教育の成果を生かして、大学生が経済学の分野から高校生の主権者教育に貢献
●高校生にとっては年齢の近い大学生から学ぶことで主権者教育を身近に考える機会となる
●全校生徒が所有するiPadやコミュニケーションアプリを活用して、参加型の授業を実現
【本件の概要】
選挙権の満18歳以上への引き下げに伴い、教育現場において高校生への主権者教育が推進されています。大学生が講師を務めることで、高校生は年齢が近いロールモデルから学ぶことができ、また学生自身も経済面から主権者教育について考えることによって経済学の知識をより深め、大学で学んだことを生かして地域社会に貢献することができます。
講義を担当する仲林ゼミの学生は、10月3日に実施したキックオフミーティング以降、高校側と綿密な打ち合わせを重ねてきました。講義プランとしては、少子化や子育てをめぐる経済的、社会的問題について、大学生と高校生が双方向に意見を出しつつ論点を整理し、実際の政党のマニュフェストなども参考にしながらグループごとに仮想的な政党として政策を議論・立案し、最後に模擬選挙を行う予定です。
近畿大学附属高等学校は、いち早く全校生徒にiPadを導入してICT教育を積極的に推進していることから、本講義においてもiPadや出席者の反応や理解度をリアルタイムに確認できるコミュニケーションアプリ等を活用し、参加型の授業を実現します。
■日 時:平成28年(2016年)11月21日(月)13:20~15:10
■場 所:近畿大学附属高等学校 演習棟 演習室1
■出席者:経済学部仲林ゼミ学生11人、近畿大学附属高等学校1年生42人
【関連リンク】
経済学部経済学科 教授 仲林 真子(ナカバヤシ ミチコ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/210-nakabayashi-michiko.html