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“クローンマウス作製国内最年少記録”は、ここからうまれた! 先端技術総合研究所 公開シンポジウム 10/2(日) 和歌山県海南市で開催

2016.09.15

  • 研究所

過去の公開シンポジウムの様子

近畿大学先端技術総合研究所(和歌山県海南市)は、平成28年(2016年)10月2日(日)、一般の方々を対象に公開シンポジウム「SCIENCE TOUR」を開催します。同研究所で行っている最先端の研究活動をわかりやすくご紹介し、科学技術の楽しさや魅力に触れていただくことを目的としています。

【公開シンポジウムの内容】
●公開講座 12:30~14:40
(1)「たんぱく質は形状記憶“ひも”?~自分のあるべき姿を忘れた時のなれの果て~」
   講師:先端技術総合研究所 高圧力蛋白質研究センター准教授 櫻井 一正

(2)「植物センターにおける植物遺伝子資源保護への取り組み~ササユリを例にして~」
   講師:先端技術総合研究所 植物センター准教授 瀧川 義浩

●オープンラボ(研究所見学会) 15:00~17:00
 こども科学体験教室、展示・体験コーナー、ミニ講義など

【本件の概要】
■日  時:平成28年(2016年)10月2日(日) 12:30~17:00(12:00受付開始)
■会  場:公開講座・・・和歌山県看護研修センター(海南インテリジェントパーク内)
      オープンラボ・・・近畿大学先端技術総合研究所(海南インテリジェントパーク内)
      ☆両会場でドリンク・お菓子をご用意しています。
■対  象:一般の方(年齢制限なし)
■定  員:公開講座・・・先着90人(要事前申込)
      オープンラボ・・・入場自由(人数制限なし、事前申込不要)
■申込方法:下記へ電話でお問合せください。
■お問合せ:近畿大学先端技術総合研究所 TEL(073)483-7887

【オープンラボの詳細】
・ポスターセッション(若手研究者による公開成果発表会)
・こども科学体験教室「サイクロン掃除機を作ろう」
 対象:小学生(全学年参加可能)
 定員:24人(先着順、当日14:30から整理券を配布)
・体験コーナー
 「施設園芸のスマート化を推進するユビキタス環境制御システム(UECS・ウエックス)を体験しよう」
・展示コーナー
 「動物組織から遺伝資源情報を回収しよう~目で見るDNAと遺伝情報~」
・展示・体験コーナー
 (1)「fNIRSによる脳活動計測の体験※」
 (2)「動かしてみよう空気圧利用機器」
   ※人に近い知能ロボットを実現するためには、人の情報処理装置である脳の仕組みを明らかにし、これを模倣した人工知能を実現する必要があります。人間の脳活動計測法のうち、可搬性が高く、比較的計測が容易なfNIRSを展示し、実際に脳機能計測を実施します。
(脳波や脳活動に伴う血中ヘモグロビン濃度の変化を計測する装置のこと)
・ミニ講義
 「知っているようで知らない空気圧機器」
 時間:【第1回】15:30~15:50 【第2回】16:10~16:30
 ☆先着200人に「多肉植物(ハオルチア・ヘルマー)」をプレゼント

【クローンマウス作製国内最年少記録について】
平成19年(2007年)当時、生物理工学部遺伝子工学科4年生だった森田真裕さんがクローンマウスの作製に成功し国内最年少の快挙を成し遂げ、平成20年度文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞。また翌年の平成20年(2008年)には、生物理工学部遺伝子工学科4年生(当時)の西山有依さんが3つ子のクローンマウス作製に成功し、かつ「最年少」を更新。2年連続の快挙が大きな話題となりました。

【関連リンク】
先端技術総合研究所 准教授 櫻井 一正
http://www.kindai.ac.jp/meikan/310-sakurai-kazumasa.html

先端技術総合研究所 准教授 瀧川 義浩
http://www.kindai.ac.jp/meikan/166-takikawa-yoshihiro.html

関連URL:http://www.waka.kindai.ac.jp/tea/sentan/