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経営学部の学生が「旧河澄(かわずみ)家」から東大阪の文化を発信 河内木綿で万華鏡づくり 東大阪市指定文化財で、夏休みの思い出作り

2016.08.04

  • 経営

旧河澄家

近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)キャリア・マネジメント学科教授の峰滝和典(みねたきかずのり)(コミュニケーション論専攻)ゼミの学生が、平成28年(2016年)8月21日(日)に東大阪市指定文化財の旧河澄家PRイベントとして、「河内木綿で万華鏡づくり&流しそうめん大会」を開催します。

【本件のポイント】
●東大阪市の特産品、河内木綿を使った万華鏡作りを通して、東大阪の文化をPR
●東大阪市指定文化財の旧河澄家に足を運んで頂く機会を創ることで、地元の財産を身近に感じ理解を深めてもらう
●イベントの準備・実施を担当することで、学生は実践的な企画・運営能力を習得する

【本件の概要】
経営学部峰滝ゼミの学生は、平成26年(2014年)から、旧河澄家のPRを続けています。地域住民に旧河澄家に足を運んで頂く機会を作るとともに旧河澄家について興味を持って頂き、また夏の楽しい思い出となるよう「河内木綿で万華鏡づくり&流しそうめん大会」を企画しました。
本イベントでは、夏休みの自由研究として東大阪市の特産品の河内木綿を使用した万華鏡づくりを行います。万華鏡の周りに河内木綿をまきつけ、そこに自由に絵を描くことで、世界に一つのオリジナルの万華鏡を作ることができます。
■日  時:平成28年(2016年)8月21日(日)
      一部:10:00~11:30 万華鏡づくり 11:30~12:00 流しそうめん
      二部:13:00~13:30 流しそうめん 13:30~15:00 万華鏡づくり
■場  所:旧河澄家(東大阪市日下町7丁目6−39、近鉄奈良線「石切駅」から徒歩20分)
■対  象:一般の方(小学生以上)受付終了

【本件の背景】
経営学部峰滝ゼミの学生は、地元の再認識と文化の発信をコンセプトに旧河澄家指定管理者である株式会社アスウェルと協力し、旧河澄家をPRするプロジェクトに取り組んでいます。旧河澄家PRイベントは、平成26年(2014年)4月から計15回行われており、昨年の「流しよもぎうどん大会」も男女問わず様々な世代の方から大好評を得られたことから、今年は夏らしい「流しそうめん大会」を行うことになりました。
また万華鏡づくりは、東大阪市の特産品である河内木綿を用いて行います。万華鏡は、夏休みの自由研究の題材にもなりやすいことから企画しました。イベントに来た子供たち等に学生が作り方を教えます。

【旧河澄家について】
旧河澄家は江戸時代の旧家で、明治初期には第19代当主の河澄雄次郎が私財を投じて小学校を設立するなど、地域の発展に貢献しました。住宅は増改築を繰り返しながらも江戸時代初期の様相を残した主屋があり、その西側に数奇屋風書院造りの棲鶴楼(せいかくろう)と呼ばれる奥座敷があります。棲鶴楼は、寛政10年(1798)に「雨月物語」の作者で知られる上田秋成が訪れた史跡であり、近郷文人たちの文芸サロンとなっていました。

【学生のコメント】
経営学部商学科3年松本亜海(あみ)さん
以前、留学生を招いて旧河澄家の「棲鶴楼」についてプレゼンテーションを行う機会があり、伝えることの難しさを痛感しました。
今回のイベントでは子どもが多く参加してくれると思いますので、東大阪市の歴史や文化について深く理解できるよう伝え方に工夫をしたいと思っています。参加者のみなさんにとって、素敵な夏の思い出が作れるようサポートして行きたいと思います。

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/keiei/