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再生医療ワークショップ~iPS細胞を顕微鏡で観察~ 未来の再生医療を担う近畿大学附属高校生対象 7/25(月)・26(火)28(木) 医学部にて

2016.07.20

  • 近大病院
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  • 附属中高

生徒が実験をする様子(昨年)

近畿大学医学部附属病院(大阪府大阪狭山市)高度先端総合医療センターとライフサイエンス研究所は、平成28年(2016年)7月25日(月)・26日(火)・28日(木)の3日間、近畿大学附属高等学校の高校生(各日10人)を対象として、最先端の研究現場をリアルに体験できるワークショップを開催します。

【本件のポイント】
●生徒はiPS細胞などを観察することで、生徒の再生医療への関心を高める
●本学医学部の再生医療の研究成果を医学を志す生徒に提供することで社会貢献を図る
●今後、地元との連携を強化し、小・中学生に研究現場で学ぶ機会を提供する予定

【本件の概要】
近年、iPS細胞やSTAP細胞等に関する報道が増え、再生医療研究への関心が高まっています。しかし、このような細胞の研究は一部の特殊な専門機関のみにとどまり、一般の方や学生の目に触れることはほとんどありません。
近畿大学医学部再生医療部は、社会貢献活動の一環として、未来の再生医療を担う高校生を対象に、再生医療を体感し、興味関心を高める本格的なワークショップを昨年度から開始しました。2回目となる今年は、最先端の実験室で行われている細胞の観察や電子顕微の操作体験など、専門の施設でしか体験できないプログラムを提供します。
今後、本ワークショップは、地元の小・中学生にも体験していただけるように対象を広げていく予定です。

■日時:平成28年(2016年)7月25日(月)、26日(火)、28日(木)
    各日 14:00~16:00
■場所:近畿大学狭山キャンパス 医学部再生医療部研究室、
    医学部共同研究施設分子形態共同研究室(大阪府大阪狭山市大野東377-2、
    南海高野線「金剛駅」/泉北高速線「泉ヶ丘駅」からバス約15分)
■対象:近畿大学附属高等学校
    医薬進学コースおよび一般コースの生徒(1~3年生)(各日:10人程度)

【ワークショッププログラム】
14:00~14:10 「再生医療ってなに?」
        近畿大学医学部附属病院 再生医療部 医学部講師 寺村 岳士

14:10~15:00 再生医療部実験室での細胞実験
        1.無塵衣(むじんい)を着ての作業体験
          清潔な実験を行うための「無塵衣」という特殊な実験服を着用しての細胞実験
        2.ヒトiPS細胞の観察
          再生医療部で作成したヒトiPS細胞を顕微鏡で観察
        3.受精作業
          培養したがん細胞からDNAを取り出す実験
          マウスの精子と卵子を観察し、実際に受精させる作業を体験
        4.細胞観察
          蛍光顕微鏡という特殊な観察装置を使ってクラゲの
          蛍光タンパク質を組み込んだ緑の蛍光を発する細胞を観察
        5.実験記録の作成

15:00~15:50 電子顕微鏡操作体験
        マウスの精子を観察
        各自が準備した試料にて、生徒自ら電子顕微鏡を操作し観察

15:50~16:00 研究者との交流会
        学生からの質問に専門医が回答

16:00 終了予定

関連URL:http://www.med.kindai.ac.jp/