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協同学習※1を取り入れた外国語授業の進め方 -アクティブラーニングの導入をめざして- 経営学部

2016.07.07

  • 経営

和歌山大学教育学部教授 江利川春雄先生

近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)は、平成28年(2016年)7月13日(水)東大阪キャンパスにて、平成28年度経営学部FD※2研修会として、講演会およびワークショップを開催します。

※1 協同学習=小グループで互いに力を合わせて、助け合いながら自分の学習と互いの学習を最大限に高めていく集団学習。アクティブラーニングを支えるグループ学習技法として着目されている。
※2 FD(ファカルティ・ディベロプメント)=教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取組の総称

【本件のポイント】
●グローバル時代に対応した外国語教育の在り方について再考する
●ワークショップを通して協同学習の効果を体験し、授業改善の一手段としての応用を検討する
●外国語教育における協同学習の理論と実践の現状を把握し、語学以外の授業への応用の示唆を得る

【本件の概要】
和歌山大学教育学部教授の江利川春雄先生を講師に迎え、アクティブラーニング導入にもつながる「協同学習を取り入れた外国語授業の進め方」と題した研修会を行います。外国語を扱う授業において協同学習を実践するには固有の難しさがあると言われます。本研修会では、江利川先生のこれまでの研究と実践を踏まえたワークショップも取り入れ、協同学習の理論と実践について詳しく紹介していただきます。

■講  師:和歌山大学教育学部教授 江利川春雄先生
■タイトル:「協同学習を取り入れた外国語授業の進め方」
■日  時:平成28年(2016年)7月13日(水)14:50~17:00頃
■会  場:近畿大学東大阪キャンパス 21号館 4階 431教室
■対  象:近畿大学教員
■お問合せ:経営学部FD委員会FD研修会部会 担当:平田 TEL(06)4307-3364

【本件の背景】
近年、大学における外国語(英語)教育は、国際化・グローバル化などの社会の急速な変化に対応するよう求められ、大きな変革に直面せざるを得なくなっています。そのような時代において、近畿大学でもどのような外国語(英語)教育の方向へ向かっていったらよいのかを模索しているところです。講師の江利川春雄先生は、学校教育全体からの広い視点や英語教育史研究による歴史的な視点から外国語(英語)教育の在り方を探り、多数のご著書を発表されています。それゆえ、本学におけるこれからの外国語(英語)教育の在り方を検討する上で、大変多くの重要な示唆をご提供いただけるに違いありません。

【講師プロフィール】
和歌山大学教育学部教授 江利川春雄先生
学   位:博士(教育学)
専門 分野:英語教育
研究テーマ:英語科教育学、英語授業学、日本英語教育史
著   書:江利川 春雄『協同学習を取り入れた英語授業のすすめ』(2012年、大修館書店)他

英語科教育の改善に向け、理論・実践・歴史を幅広く研究。現在は「協同学習を取り入れた授業改善」と「日本英語教育史」に重点を置いた研究を進めている。和歌山大学元FD委員長。最優秀授業実践に与えられる「グッドレクチャー賞」を3回受賞。

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/keiei/