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人権教育講演会「生きてるってシアワセ!」 近畿大学附属和歌山中学校

2016.05.23

大谷 貴子(おおたに たかこ)氏

近畿大学附属和歌山中学校(和歌山県和歌山市)は、平成28年(2016年)5月30日(月)に、文部科学省が掲げる人権教育の指針に基づき、全校生徒を対象に「命の大切さ」をテーマにした講演会を実施します。

【本件のポイント】
●日本初となる骨髄バンクを設立した、大谷貴子氏が講演
●白血病を克服した実体験の講演を聞き、生徒が「命」について考えるきっかけへ
●人権教育講演会は平成23年度から実施しており、今回で6回目の開催

【本件の概要】
近畿大学附属和歌山中学校では、文部科学省が掲げる人権教育の指針に基づき、毎年、全校生徒を対象に「命の大切さ」をテーマとした講演会を実施しています。本講演会は平成23年(2011年)から行っており、今回で6回目の開催となります。

講師の大谷貴子氏は、昭和61年(1986年)12月、千葉大学大学院在学中に慢性骨髄性白血病と診断されました。発病時、余命3か月から半年と宣告されたその後の人生について、実体験を基に講演していただきます。

この体験談は、NHK「プロジェクトX」、TBS系列「情熱大陸」、フジテレビ系列「アンビリーバボー」などで紹介され、また闘病体験を綴った著書が原作となりテレビ東京系にてドラマ化されるなど、大きな感動を呼びました。今回の講演会では、大谷氏の体験談を通して「命の大切さ」を再認識し、生徒の豊かな人権・道徳意識を育むことを目的としています。

■日 時:平成28年(2016年)5月30日(月)14:30~15:20
■場 所:近畿大学附属和歌山高等学校・中学校 体育館(和歌山市善明寺516)
■対 象:中学生全学年(507人)
■講 師:全国骨髄バンク推進連絡協議会顧問 大谷貴子氏
■演 題:『生きてるってシアワセ!』~白血病を克服して~

【講師プロフィール】
大谷 貴子(おおたに たかこ)氏 (近畿大学附属中学校、高等学校女子部卒業生)
昭和36年 大阪府生まれ
昭和61年 千葉大学大学院在学中、慢性骨髄性白血病と診断
昭和63年 名古屋大学医学部附属病院にて母親から骨髄移植を受け、退院
     平成元年 東海骨髄バンクを設立
平成2年  非血縁者間骨髄移植の成功例を発表
     全国骨髄バンク推進連絡協議会発足と同時に、運営委員に就任
平成3年  財団法人骨髄移植推進財団(日本骨髄バンク)を設立し、評議員並びに普及広報委員に就任
平成7年  全国骨髄バンク推進連絡協議会副会長に就任
平成17年 全国骨髄バンク推進連絡協議会会長に就任
平成25年 全国骨髄バンク推進連絡協議会顧問に就任

関連URL:http://www.hwaka.kindai.ac.jp/index.html