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外国人対象!こいのぼり作りイベントを開催 外国人観光客の増加と地域の活性化を目指す 近畿大学経営学部

2016.04.08

河内木綿で製作したこいのぼり

近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)教授 峰滝和典のゼミ生(9人)は、平成28年(2016年)4月17日(日)、東大阪市指定文化財の「旧河澄家(かわずみけ)」にて、東大阪の特産品である河内木綿を使ったこいのぼり作りイベント「Welcome foreigners ~Let's make 河内木綿's こいのぼり~」を開催します。

【本件のポイント】
●こいのぼり作りを通して、日本文化に馴染みのない外国人に東大阪の文化をPR
●東大阪地域の文化を盛り上げる機会を創出し、地域の活性化に貢献
●イベントの準備・実施を担当することで、学生は実践的な企画・運営能力を習得

【本件の概要】
峰滝ゼミは、昨年4月、小学生とその保護者が親子で参加できる東大阪の特産品である河内木綿を使用したこいのぼり作りイベントを開催し、好評を得ました。

今回は、ゼミ生が募った留学生を中心とした外国人を対象に、こいのぼり作りを通して、河内木綿や旧河澄家などの東大阪の文化を世界に向けてPRします。また、学生がイベントの実施や外国人への説明を行うことにより、学生自身の企画・運営力とコミュニケーション力の修得を目指します。

今後、FacebookやTwitter、Instagramなどを活用した海外への情報発信を行うことで、外国人が日本の文化に興味を持つきっかけを創出し、東大阪における外国人観光客の増加を図ります。

■日 時:平成28年(2016年)4月17日(日)13:00~16:00
■場 所:東大阪市指定文化財「旧河澄家」(大阪府東大阪市日下町7丁目6-39)
■対 象:外国人(定員30人)
     ※参加者の募集は締め切っております

【経営学部峰滝ゼミ「旧河澄家PRプロジェクト」】
峰滝ゼミでは、東大阪の素晴らしさの再認識と文化の発信をコンセプトに、東大阪市指定文化財「旧河澄家」の指定管理者である株式会社アスウェルと協力し、平成27年(2015年)4月から「旧河澄家PRプロジェクト」に取り組んでいます。

今年1月には、旧河澄家に明治時代から伝わる大釜を使用したおかゆ作りイベントを開催するなど、日本古来の文化の発信を通じて地域の活性化に貢献してきました。

【旧河澄家について】
旧河澄家は江戸時代に建てられた旧家であり、増改築を繰り返しながらも江戸時代初めの作りを残した母屋が保存されています。その西側には「棲鶴楼(せいかくろう)」と呼ばれる奥座敷を備え、北側には長大な土蔵があります。明治初期には当時の当主が私財を使って小学校を設立するなど、地域の発展に貢献しました。

また、棲鶴楼は、怪異小説「雨月物語」の作者として知られる上田秋成が訪れたこともあり、近くに住んでいる文人たちの集いの場所となっていました。

■旧河澄家WEBページ:http://www.kyu-kawazumike.jp/

【イベントを実施する学生のコメント】
[経営学部 3年 藤村 遼太]
今回のイベントは峰滝ゼミの6期生による2回目の活動となります。前回のおかゆ作りイベントでは約300人にご参加いただき、大成功をおさめました。

今回は、「旧河澄家PRプロジェクト」で初となる外国人の方を対象にしたイベントです。円滑なコミュニケーションを実践しながら、来場者が日本の歴史や文化について深く学べる有意義な時間を過ごせるよう努めます。

【関連リンク】
経営学部 キャリア・マネジメント学科 峰滝 和典
http://www.kindai.ac.jp/meikan/105-minetaki-kazunori.html

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/keiei/