7/18(土)第12回市民公開講座「ガーデニングで心も体も健康に」「知っておきたい食物とリンの話~リンの摂り過ぎは老化を招く?~」近畿大学アンチエイジングセンター
2015.07.02
- センター
- 農
【講座の内容】
(1)「ガーデニングで心も体も健康に」
講師:近畿大学 農学部 農業生産科学科 教授 林 孝洋
ガーデニングには、身体的・精神的・認知的効用があり、耕耘や畝立てなど全身を使う作業は、筋力や心肺機能を高め、精神的にはストレスを発散し、鬱気分を改善します。本講演では、園芸療法の研究を通して分かってきた、ガーデニングが心身に及ぼす効果についてお話しします。
(2)「知っておきたい食物とリンの話~リンの摂り過ぎは老化を招く?~」
講師:近畿大学 農学部 食品栄養学科 准教授 木戸 慎介
リンは食品添加物として様々な加工食品に広く使用されており、現在ではリンの過剰摂取が問題となっています。食べ物にまつわる噂や、老化を防ぐ食品あるいはその食べ方について、特にリンの話を中心に管理栄養士の立場から説明します。
【講座の概要】
■日 時:平成27年(2015年)7月18日(土) 14:00~16:20
■会 場:近畿大学東大阪キャンパス 39号館202教室
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬」駅から徒歩約10分)
■対 象:特に限定はありません(定員200人、先着順、受講料無料)
■主 催:近畿大学アンチエイジングセンター
■後 援:東大阪市薬剤師会連合会
■申込方法:住所、氏名、希望人数を明記のうえ、メールまたはFAXで下記へ申し込む
■お問合せ:近畿大学アンチエイジングセンター
TEL(06)4307-3097 FAX(06)6729-3577
E-mail:antiaging@itp.kindai.ac.jp
【講師プロフィール】
近畿大学 農学部 農業生産科学科 教授 林 孝洋
■学 位:博士(農学)
■専門分野:園芸生産、植物工場
■主な研究テーマ:野菜やハーブの植物工場について研究。
水耕ではなくポリエステル繊維培地を用いる方法で、施設の低コスト化をめざす。
■著 書:『花の園芸事典』(分担)生理障害 朝倉書店(2014年)
『農産物性科学(1)-構造的特性と熱・力学的特性-』(編著)コロナ社(2011年)
『光科学研究の最前線2』(分担)光と農業 強光子場科学研究懇談会(2009年)
近畿大学 農学部 食品栄養学科 准教授 木戸 慎介
■学 位:博士(栄養学)
■専門分野:分子栄養学、臨床栄養学、骨・ミネラル代謝学
■主な研究テーマ:生活習慣病(糖尿病、慢性腎臓病)や加齢により生じる骨粗鬆症の病態解明について研究。
これら疾患の発症ならびに進展を予防可能な食品機能成分の探索。
■著 書:『ミネラル摂取と老化制御-リン研究の最前線-』 建帛社(2014年)
『リン添加物に関する情報と栄養指導、CLINICAL CALCIUM』 医薬ジャーナル社(2012年)
『リンバランスとその調節機構、CKD-MBDハンドブック』 日本メディカルセンタ-(2009年)
【近畿大学アンチエイジングセンター】
予防医学領域におけるアンチエイジング(抗老化)の基盤および実践的研究は、世界的にも特に著しい高齢化が進む我が国において、最も重要かつ早急に対策が必要とされています。
近畿大学アンチエイジングセンターは、国民の第一の財産である健康を守り、健康寿命を延ばし、生き生きとした社会を創るための活動を行っています。市民公開講座、スポーツ教室の他、講演会や研究会を通じて市民の健康増進に貢献しています。
◆ホームページ:http://www.kindai.ac.jp/antiaging/
関連URL:http://www.kindai.ac.jp/antiaging/event/open150718.html