7/1（水）近畿大学研究シーズ発表会開催 環境ビジネスとテクノロジーをご紹介
2015.06.15
- センター
近畿大学研究シーズ発表会チラシ兼ＦＡＸ用参加申込書
【本件のポイント】
● 文部科学省「平成26年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に採択された「太陽光利用促進のためのエネルギーベストミックス研究拠点の形成について」をご紹介
● エネルギー問題について最新の研究、植物工場、分析技術を用いた商品化の3テーマにおける環境ビジネスとテクノロジーに関する事例をご紹介
● 首都圏を中心とする東日本地域における産官学連携活動の展開と充実を図る
【本件の概要】
近畿大学は建学の精神に「実学教育」を掲げ、「リエゾンセンター」を設置し、積極的に産官学連携活動に取り組んでいます。本発表会は、首都圏を中心とする東日本地域における近畿大学の産官学連携活動の展開と充実を目的とし、平成25年（2013年）から開催しており、今年で3回目を迎えます。初年度は88人、昨年度は220人の方々にご参加いただきました。
■日 時：平成27年（2015年）7月1日（水） 14：00～17：30
■会 場：大田区産業プラザPiO 4階 コンベンションホール
東京都大田区南蒲田1-20-20(京浜急行線、空港線「京急蒲田駅」東口から徒歩約3分)
■対 象：一般の方入場可能（定員120人、入場無料）
■申込方法：申し込みフォーム https://www.kindai.ac.jp/liaison/form/seeds
■お問合せ：近畿大学リエゾンセンター TEL：（06）4307-3099 E-mail：klc@kindai.ac.jp
【主催】近畿大学、近畿大学リエゾンセンター
【後援】公益財団法人 大田区産業振興協会
【協力】一般社団法人コラボ産学官、芝信用金庫
【当日の予定】
13：30 受付開始
14：00 開会挨拶 近畿大学 学長 塩﨑 均
14：10 後援挨拶 公益財団法人大田区産業振興協会 専務理事 伊東 博巳
近畿大学の産学連携推進活動・研究活動の紹介 近畿大学リエゾンセンター長 宗像 惠
14：20 発表１ 「太陽光利用促進のためのエネルギー ベストミックス研究拠点の形成について」
講師：理工学部応用化学科 教授 古南 博
太陽光エネルギー利用の可能性を最大限に引き出すための基盤的研究を推進。時計などのウェアラブル端末などに利用可能な太陽電池や、太陽光エネルギーを利用してエネルギー（水素ガスやエタノール）を生成する際に必要不可欠な材料（触媒）などの開発、太陽光から得たエネルギーを効率よく使う『省電力素材』の開発についてご紹介します。
15：00 発表2 「植物工場のための『単純で壊れにくい低コスト栽培システム』
-オブジェクト指向によるボトムアップ的ものづくり-」
講師：農学部農業生産科学科 教授 林 孝洋
植物の栽培システムを例に、イノベーションの起こし方と既存の要素技術の組み合わせを変えて“新システム”を開発する方法をご紹介します。“オール近大プロジェクト”の一環として、福島県の復興に貢献した、ポリエステル培地を使用した栽培システムや、植物の種類や時期に合わせた肥料供給法についてお話します。
15：40 発表3 「金属類及びコラーゲンの分析技術について -分析力できれいにします。人も環境も。-」
講師：薬学部医療薬学科 准教授 多賀 淳
分析技術を用いた研究開発事例を2つご紹介します。金属類を強力に吸着するゼオライトと高強度漆喰を組み合わせた『ゼオCa漆喰』。（※ゼオライトとは、スポンジのように無数の穴をもつ鉱物。漆喰とは、壁の上塗りなどに使われる建材。）ゼオCa漆喰は、セシウムを99％以上取り除く除去能力と高い強度を両立させ、福島原発事故からの復興に寄与しています。
もう一つは、生体試料の精製技術とタンパク質の分析技術を用いた高純度コラーゲンの調製法によって開発された『スッポンコラーゲン化粧品』。今、大阪で話題、黒門市場生まれの産学連携商品であるスッポンコラーゲンをご紹介します。
16：20 閉会の辞（16：30～17：30 懇親会）
【近畿大学リエゾンセンター 東京オフィス】
場 所 ：東京都中央区八重洲1丁目8番16号 新槇町ビル13階 近畿大学東京センター内
TEL ：（03）3274-1105 FAX：（03）3274-1120 ※事前にご連絡ください。
受付時間：月曜日〜土曜日 9：00～17：00 ※日曜日、祝日、その他大学が定める休日を除く
アクセス：ＪＲ「東京駅」八重洲中央口 徒歩1分、八重洲地下街 地下18番出口
東京メトロ銀座線・東西線「日本橋駅」 徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線「東京駅」 徒歩10分、都営浅草線「日本橋駅」 徒歩7分