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5/16(土)第11回市民公開講座『安全長寿と法律』 近畿大学アンチエイジングセンター

2015.05.07

近畿大学法部 政策法学科 教授 神田 宏

近畿大学アンチエイジングセンター(東大阪市小若江)は、平成27年(2015年)5月16日(土)近畿大学東大阪キャンパスにて、市民公開講座を開催します。

第11回目となる今回は、『安全長寿と法律』をテーマに、「高齢者と犯罪」ならびに「安全長寿のためのツーリズム」について、近畿大学法学部の教員が講演します。

【講演内容】
●「犯罪白書に見る『高齢者と犯罪』」
 近畿大学法学部 政策法学科 教授 神田 宏
●「安全長寿のためのツーリズム」
 近畿大学法学部 政策法学科 教授 上﨑 哉

【近畿大学アンチエイジングセンター】
予防医学領域におけるアンチエイジング(抗老化)の基盤および実践的研究は、世界的にも特に著しい高齢化が進む我が国において、最も重要かつ早急に対策が必要とされています。

近畿大学アンチエイジングセンターは、国民の第一の財産である健康を守り、健康寿命を延ばし、生き生きとした社会を創るための活動を行っています。市民公開講座、スポーツ教室の他、講演会や研究会を通じて市民の健康増進に貢献しています。

【公開講座概要】
■日  時:平成27年(2015年)5 月16日(土) 13:00~15:20
■会  場:近畿大学東大阪キャンパス39号館202教室
      大阪府東大阪市小若江 3-4-1、近鉄大阪線「長瀬」駅から徒歩約10分)
■対  象:一般の方入場可能(定員 200人) ■受講料:無料
■主  催:近畿大学アンチエイジングセンター
■後  援:東大阪市薬剤師会連合会
■申込方法:住所、氏名、希望人数を明記のうえ、メールまたは FAX で下記へ申し込む
■お問合せ:近畿大学アンチエイジングセンター
      TEL.(06)4307-3097 FAX.(06)6729-3577
      E-mail:antiaging@itp.kindai.ac.jp

【講演1】
■タイトル:犯罪白書に見る「高齢者と犯罪」
■講  師:近畿大学法学部 政策法学科 教授 神田 宏
■時  間:13:00~14:00
■講演内容:健康長寿国と言われる日本は、2013年には65歳以上の高齢者が25%に達し、4人に1人が高齢者という、世界的にも突出した超高齢社会を経験しています。高齢化が進行するにつれ、高齢者の関わる犯罪の数も、犯罪の被害者としてだけでなく加害者としても、増加しています。本講演では、犯罪・非行に関する総括的な統計書である「犯罪白書」を手がかりに、高齢者の関わる犯罪の現況・推移・将来予測を概観し、安全で安心して暮らすことのできる超高齢社会のあり方を探ります。
■著  書:『刑法総論』共著(ミネルヴァ書房、1998年)
      『刑法各論』共著(ミネルヴァ書房、2006年)
      『人権論入門 新訂改版』野崎和義編(日中出版、2004年)

【講演 2】
■タイトル:安全長寿のためのツーリズム
■講  師:近畿大学法学部 政策法学科 教授 上﨑 哉
■時  間:14:20~15:20
■講演内容:加齢に伴う様々な機能の低下などにより、旅行を断念している高齢者は少なくありません。また、現在は特に困難を抱えていなくても、将来において旅行が難しくなることは十分に考えられます。そこで、そのような状況でも旅行を楽しめるように、本講座では、ユニバーサルツーリズムを取り上げます。年齢や能力に関係なく、すべての人が同じように楽しめる旅行を創り出すことを理念とするユニバーサルツーリズムの現状について、現在あるいは将来の利用といった視点から紹介します。
■著  書:『行政学の基礎』共著(一芸社、2007年)
      『コレーク政策研究』縣公一郎・藤井浩司編(成文堂、2007年)

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/antiaging/event/open150516.html

近畿大学法部 政策法学科 教授 上﨑 哉