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4/21(火)アグリビジネスマイスター認定書授与式を開催 近畿大学農学部

2015.04.15

百貨店での販売実習

近畿大学農学部(奈良県奈良市)農業生産科学科では、平成23年度(2011年度)に「アグリビジネスマイスター(※)」認定制度を開設し、アグリビジネス人材の育成を行っています。このたび、平成26年度(2014年度)に認定を取得した学生を対象に、平成27年(2015年)4月21日(火)に認定書授与式を開催します。
(※)アグリビジネスマイスター:アグリビジネス(農業関連産業)に求められる一連の知識・技術を習得した人材。

【本件のポイント】
●農作物の生産から流通・販売までの過程を、座学だけでなく、現場で学ぶことで、より専門的・実学的な知識や技術を習得し、アグリビジネス(農業関連産業)で活躍する人材を育成・認定
●近畿大学農学部から2期目のアグリビジネスマイスターが誕生

【本件の概要】
近畿大学農学部農業生産科学科では、「アグリビジネスマイスター」認定制度を平成23年度(2011年度)に開設しました。平成25年度(2013年度)の初認定に続き、2期目となる平成26年度(2014年度)にて所定の単位を取得した学生(計18人)に対して、近畿大学農学部長・重岡 成より、認定書が授与されます。

【アグリビジネスマイスター認定書授与式概要】
■日  時:平成27年(2015年)4月21日(火)10:40~
■会  場:近畿大学奈良キャンパス 212教室(〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204)
■出 席 者:近畿大学農学部長 重岡 成(しげおか しげる)
      アグリビジネスマイスター認定対象者 18人(すべて4年生)
      近畿大学農学部 農業生産科学科 教員
■お問合せ:農学部 農業生産科学科 講師 大石卓史 Tel.(0742)43-1595

【アグリビジネスマイスター認定制度】
時代の流れとともにアグリビジネス(農業関連産業)の形態も大きく変わってきました。作物を作って終わりなのではなく、「いかに売れるものを作っていくか」「いかに付加価値を高めていくか」への発想の転換が、農業にも求められてきています。

そのような社会のニーズに応える人材の育成を目的に、近畿大学農学部農業生産科学科は、独自に「アグリビジネスマイスター」認定制度を平成23年度(2011年度)に開設しました。生物現象の知識とともに、農産物の生産から加工、販売までをトータルに学習し、選択科目を含む13科目の課程修了後にマイスターの称号が近畿大学農学部から認定されます。特徴的なカリキュラムとしては、アグリビジネス実習、アグリビジネス起業論、農業実習などが挙げられます。平成23年度(2011年度)入学生より認定を開始しており、平成25年度(2013年度)は28人の学生が認定され、今回認定書授与式を行う平成26年度(2014年度)は18人の学生が認定されました。

ビジネスモデルの構想能力や地域産業とのコーディネート能力を磨くとともに、農業の6次産業化(農業などの1次産業が生産だけでなく、加工や流通・販売を手がけること)の先進事例について学ぶため、農業法人での実習も実施します。現場に足を運び、業務の実際を肌で感じることで、構想企画能力なども養います。

【アグリビジネス実習の取り組みについて】
アグリビジネスマイスター認定取得のための必修科目となっている「アグリビジネス実習」では、奈良県平群(へぐり)町の遊休農地を活用し、学生が農産物の作付け計画から栽培・管理・収穫・販売までの一連の流れを学習しています。平群町および八木酒造と共同で進めていた日本酒「平群」の販売について、ラベルのデザインをアグリビジネス実習の受講学生が中心に考案しました。今年の新酒には、実習受講学生が栽培・収穫したお米が使われる予定です。

関連URL:http://nara-kindai.unv.jp/02gakka/01nogyo/closeup.html

平群町との共同実習農場

日本酒「平群」