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【近畿大学公開講座】 12/6(土) "魚の不思議を学びましょう"(新宮市市民会館:近畿大学水産研究所主催)

2014.11.25

  • 研究所

絶滅危惧種「サツキマス」と古代魚「チョウザメ」

近畿大学水産研究所 (本部:和歌山県白浜町)は、平成26年(2014年)12月6日(土)新宮市民会館にて、「平成26年度公開講座」を開催します。
水産研究所では、「近大マグロ」だけでなくさまざまな魚の研究を行っており、研究者が魚の生態や体の構造について一般の方にもわかりやすく解説します。お子様から大人まで、"魚の不思議"について興味のある方のご参加をお待ちしています。


【本件のポイント】

● 絶滅危惧種「サツキマス」や古代魚「チョウザメ」について生態などの特色を紹介
● 魚の「えら」に注目し、その構造や水中での呼吸の仕組み、水中で生活する利点を解説


【本件の概要】

■日   時:平成26年(2014年)12月6日(土) 13:30~15:20
■会   場:新宮市市民会館 大会議室
        (和歌山県新宮市新宮7696、JR新宮駅より徒歩約10~15分)
■講演内容 :「絶滅危惧種・サツキマスと古代魚・チョウザメ」(13:35~14:20)
       「魚はなぜ水の中にいるの?」 14:30~15:15
■対   象:一般の方入場可能(定員50人、入場無料)
■申込方法 :当日受付け(事前申込不要)
■お問合せ :近畿大学水産研究所浦神実験場 担当:井本 TEL (0735)58-0116


【講演内容】

■13:35~14:20 「絶滅危惧種・サツキマスと古代魚・チョウザメ」
近畿大学水産研究所新宮実験場 場長代理 山本慎一
近年、生息数が減少し絶滅が心配されている「サツキマス」と、約3億年前から現在の姿で生存している「チョウザメ」について、それぞれの生態などあまり知られていない特色を紹介し、両者に対する認識を深めていただきます。

■14:30~15:15 「魚はなぜ水の中にいるの?」
近畿大学水産研究所浦神実験場 場長・教授 滝井健二
進化の過程において、魚はえらで、ヒトでは肺で、それぞれ呼吸する器官を発達させました。魚のえらの構造から水中での呼吸の仕組みと、エネルギー収支から水中で生活する利点、そして餌や遺伝子の働きについて講演します。


【本件の背景】

近畿大学水産研究所は、平成20年度に文部科学省・グローバルCOEプログラムに採択され、平成25年度末の事後評価で「設定された目標は十分に達成された」との最高評価をいただきました。これらのプログラムでは、事業が終了した後も教育研究活動の拠点として、継続して事業を進めることが推奨されています。本件はその広報活動の一環として昨年に引き続き開催するものです。

関連URL:http://www.kindai.ac.jp/topics/2014/11/post-696.html

新宮実験場、浦神実験場、チョウザメのキャビア