【近畿大学公開講座】5/17(土)「ロコモティブシンドローム対策」 「食品による健康寿命伸長の可能性」(神戸ポートピアホテル:生物理工学部主催)
2014.05.08
- 大学
- 生物理工
【講座の内容】
(1)「ロコモティブシンドローム対策~健康寿命を延ばそう~」
講師:生物理工学部人間工学科 准教授 谷本道哉
筋力等の低下により自立した生活ができなくなる「ロコモティブシンドローム(略称ロコモ)」。対策には運動が重要ですが、運動によって関節が磨り減るなどむしろ老化を進めてしまう危険性もあることを見落としてはいけません。関節を守りながら筋力を強化する方法をご紹介します。
(2)「食品による健康寿命伸長の可能性」
講師:生物理工学部食品安全工学科 教授 芦田久
細胞内の老廃物を分解する現象「オートファジー」。オートファジーの活性化によるアンチエイジング効果が期待されています。そこで、食品成分のオートファジー誘導活性に着目して、寿命への効果を調べた研究についてご紹介します。
【講座の概要】
■日 時:平成26年(2014年)5月17日(土)13:30(13:00開場)
■場 所:神戸ポートピアホテル 南館1F 大輪田
(兵庫県神戸市中央区港島中町6丁目10-1、ポートライナー「市民広場駅」下車すぐ)
■対 象:一般の方、中・高生も歓迎
■定 員:200人(申込先着順、入場無料)
■申込方法・お問合せ:
講座開催日、住所、氏名、電話・ファックス番号、メールアドレスを明記し、FAX、電子メール、郵送のいずれかで下記へ申込む
近畿大学生物理工学部公開講座係
〒649-6493和歌山県紀の川市西三谷930
TEL (0736)77-3888 FAX (0736)77-6336
E-mail:bost-kou@waka.kindai.ac.jp
【開催の背景】
近畿大学生物理工学部は、「人間」「医療」「食」「生活」「環境」「福祉」をテーマとして、理学・農学・工学・医学を融合させた先進的で多彩な教育と研究を行っています。ここで得られた成果を広く一般の方々にご理解いただきたく、平成11年度(1999年度)から公開講座の形で発信を始めました。
生涯学習の機会とする方から科学に興味をもつ子どもたちまで、幅広い年齢層の方々にご参加いただいており、受講者数は延べ2万5千人を超えました。今年度も各地の教育委員会のご後援のもと、9府県12都市で公開講座を開催します。
【講師プロフィール】
●生物理工学部人間工学科 准教授 谷本道哉
所 属: 近畿大学 生物理工学部 人間工学科 准教授
近畿大学大学院 生物理工学研究科 機械制御工学専攻担当
最終学歴: 東京大学大学院 総合文化研究科 博士課程修了
学 位: 博士(学術)(東京大学)
著 書: スポーツ科学の教科書(岩波書店)、筋トレまるわかり大辞典(ベースボール・マガジン社)
等多数
テレビ: おはよう日本(NHK)、ホンマでっかTV(フジ) 等
●生物理工学部食品安全工学科 教授 芦田久
所 属: 近畿大学 生物理工学部 食品安全工学科 教授
近畿大学大学院 生物理工学研究科 生物工学専攻担当
最終学歴: 京都大学農学部 食品工学科
学 位: 博士(農学)(京都大学)
所属学会: 日本農芸化学会、日本生化学会、日本乳酸菌学会、日本糖質学会、
日本応用糖質科学会、日本生物工学会、日本進化学会
趣 味: 発酵食品の探究、ランニング、古美術鑑賞、昆虫採集